だふね のコメント

今週も、配信お疲れ様です。いつもありがとうございます。

思えば、今から15年前に雅子様がご出産され、生まれた御子が
女の子だったというニュースを聴いて、その時の率直な感想が、
「雅子様、これからどうなるのかな?」でした。

流産という悲しい出来事を乗り越えられ、
命がけで御子を産んで下さった。
生まれたのがたまたま女だったというだけ。
個人的には「残念」なんて感想はなく、
それよりも御子が健やかに育って下さるのか?
ご夫妻の聡明さを受け継いで下さるのか?
それよりも雅子様大丈夫かな、周囲に何か言われないか?
…と心配なような、祈るような気持ちでした。
(ご婚約会見の時から、お二人の人柄には
とても好感を持っておりましたので。)

同時に、「何が何でも天皇は男でなければいけないの?」
という素朴な疑問もありました。
後に悠仁様がお生まれになって、誰かが
「愛子様ではなく、この方が将来の天皇だ」
と言っても、正直ピンとこなかったです。(今もですが。)

よしりん先生がかつて「浩宮様の後も男の天皇を望む」、
「今の日本に女性天皇を補佐する人物はいない」、
「社会が女性的になっては困る」…等書いておられたのを読んで、
(今回、「挑戦的平和論」を読み返してみました~)
「ん~………そうなの?? 私はやっぱり考えが浅い。反省、反省」
と、自分で自分を納得させるようにして、完結させてしまったのです。
(もちろん、先生も乱暴に話を片づけたわけじゃなくて、
そう考えるに至るまでの過程をきちんと書いておられたことは
よくわかっております。)

皇太子殿下の「人格否定発言」の時も、主婦の友人たちが、
「ここまで言うなんて、よほど雅子様のことを愛しているんやぁ」
と話していて、私もその感覚と近かったのですが、
そう考えるのも、何だかイケナイような気がして。
男系の維持って、私のような気楽な庶民には想像もつかないような、
深くて、厳かで、神がかり的なもので…とにかくすごーいことなんだと。
でも、雅子様、大丈夫かな?
離婚なんてことになったら、お二人が可哀想すぎる。
本当に不自由な立場にあるのだな、大変だな、こんな人間性無視の世界で。
…という感覚も拭えなかったです。

後に先生が「天皇論」と「新・天皇論」を上梓された時は、
…こんな言い方は失礼かと思いますが、ズッコケました(笑)。
同時に、「そうか、男系、男系なんて言ってるやつは、
ただの男尊女卑だったんや! 別に深くもないやんか。
私は何をかしこまって、何をありがたく思っていたんや?」
と、一部の学者連中に対して、思いきりムカツイタものです。
…え、やっぱり浅いし、単純ですってか?(笑)

と、とにかく私が言いたいのは、
天皇陛下、ガンバレ、皇太子ご一家、ガンバレ~
ということです(^▽^;)

No.50 99ヶ月前

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