先生がブログに書いてありましたが、伊藤博文ら明治政府はいかに天皇を政治利用させないか苦心をしていたんだなあと思いますな。
天皇個人が専制政治をやるのは明治政府は望んでませんでしたから、天皇大権という形で天皇の役割を憲法上であらかじめ決めておき、さらに皇室典範、皇室令で天皇の行動を縛り付けておいたんですな。
現代のような人間天皇を尊敬させるという概念が伊藤にしろ井上毅にしろなかったと思います。
それなのに明治時代を例に出す産経新聞って本当にアホですな。