くりん のコメント

こんばんは、ライジング配信ありがとうございますvv

男性が不妊の原因というケースは決して不敬な話などではなく、不妊の原因の半分を占めている重大な問題です。なかなか子供に恵まれなかった場合一つの可能性として取り上げて当然のことなのです。
男性が原因の不妊というと、豊臣秀吉がいい例だと思います。秀吉には正室・側室が14人もいたにも関わらず、生まれた子供は4人とされ淀殿との2人の子の父親は別にいるのではと言われていました。側室の中には、前夫との間に既に子供がいたまたは秀吉との離縁あるいは死後に再婚してから子供が出来た方もいたことからも、秀吉自身に不妊の原因があったことは十分考えられます。

百地氏にしても竹田氏にしても、所詮は自分は何もできず過大な期待をかけることしかできない身勝手な輩の屁理屈に過ぎません。医療がどれだけ発達しても、出産が命の危険と隣り合わせであることに変わりはありませんし、乳幼児死亡率が激減したといっても昔よりは減ったというだけの話です。現代に至っても木蘭さんのご友人のように、実際にもうすぐ会えるはずだった我が子を亡くされるという悲劇に見舞われてしまった方がいらっしゃるのです。
男系固執派たちは妊娠したら無事産まれるのが当たり前、産まれたら育つのが当たり前、それができないのは自己責任と、命そのものを軽んじていると言っても過言ではないでしょう。
こんな輩がはびこる日本に産まれて来たくはないと、日本の少子化が進むのは不思議なことではありません。
中国では一人っ子政策の結果跡継ぎに望まれる男子が異常に増えて自然界の男女の人口比率が女性100に対して男性117.7と正常の範囲である105前後をはるかに超え、結婚できない男性が増えたことでその結婚相手に無戸籍の女性が人身売買によって連れて来られるという事件が実際に起きています。
「男の子が産まれるまで、男の子を産めるだけ産んでほしい」という女性の人権を完全に踏みにじっている男系固執派の思想は、かつて「女性は子供を産む機械」と発言した自民党元議員と何ら変わりありません。この議員は当時安倍内閣の厚生労働大臣でこの発言後も内閣改造まで辞任せず、安倍政権の女性の支持率低下に一役買うことになりました。
世の女性の怒りを買ったことで首相の座から転がり落ちることになった安倍氏は凝りもせず、また同じ過ちを繰り返す気満々なのでしょう。

皇位継承者を男系男子に限定し続けるということは、将来皇室に嫁がれる女性に男子をできる限り多く産み続けろと暗黙のうちに命じ続けていることと同じであり、産まれて来てくれた子を女の子であるというだけでその全てを否定することでもあるのです。
皇室典範改正に急いで着手すべきだという機運を高め改正実現に至らせるためには、特にこの点を強調して伝えることが重要だと思います。女性宮家創設すら認めようとしない男系固執派たちがどれほど女性とこれから産まれてきてくれるであろう命とその人権を軽んじているかを。

高森先生の皇室典範改正案がどんなものなのか、心待ちにしております。

No.61 100ヶ月前

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