木蘭先生の記事、激しく共感します。引用されていた皇后陛下のお言葉に涙が出そうです。

　子は“授かりもの”という概念は、当たり前のようでいて、実はとても理解が難しいものだと思います。私は男で未婚ですが、姉の出産と、そのときのうちの母の対応ぶりを目の当たりにして初めて出産というものがどれほど偉大かを少し理解した思いでした。それまでの自分は出産を甘く考えていたんだなと。

　「医療の発達」だかなんだか知らないけど、「男の子産み続けるの問題ない」とか平気で言えるやつはただのバカで、「それが美しい伝統だ」とか言えるやつは救いようのないバカ！

　男だからとか、女だからとか、何千年の歴史があるとかないとか関係なく、新しい生命を「よく来てくれた」と迎えることこそ、男系なんかよりずっと大事な価値観でしょう。

　此度の皇室問題に関係ないところでも、きっとこの「子供は“授かりもの”」という概念はとても大事なポイントになると思います。