だふね のコメント

もくれんさんの「トンデモ見聞録」を読ませていただきました。
妊娠や出産を経験した、あるいは悩んだ女性にとっては、うなずけることばかりです。

不妊に悩んでも、原因がわかればある程度対処できるほど、たしかに現代医療は発達しています。
めでたく妊娠すれば、出生前診断で早くも性別がわかることもありますから、
その時点で堕胎か継続か選ぼうと思えばできます。あくまでも理屈では。
でも卵子と精子が出会う時点で性別は選べないんだってことぐらい、どんなバカでもわかるはずです。
その段階で操作が可能なら男の子が欲しい♪ なんて考えの人間に至っては、
バカな上に未熟で能天気で、気持ち悪さMAXです。暗澹とする思いです。

妊娠期間中、なんの問題も不安も煩わしさもなく過ごせる女性というのは、実際少ないと考えます。
産む前から「おめでとう」とか「もうすぐね」とか言われても、最期まで何があるか、本当にわかりません。
私自身、三人の子供に恵まれましたが、その合間で流産と死産を経験しているのです。
誰のせいでもない、運命なのか、何か意味があることなのか、それとも神様の領域に属することなのか。
俗物に過ぎない者の、得体の知れない物への信仰心だか、念ずれば通ずといった単純な精神論だかで
どうにかなるほど、人間一人の誕生は簡単なものじゃないぞ! と言いたいです。
そんなヤツらの生殖器は、工事現場のごとく掘削するか切除するかダイナマイトどんかで
使い物にならなくしてやりたい邪悪な気持ちすら芽生えます(一一")

天皇陛下、皇后陛下がお言葉を慎重に選ばれたのも、皇后様自身がかつて
そのような悲しい出来事を経験されたからでしょう。
まったくのプライベートであるはずの子孫の誕生が公にさらされることへのご心痛、
「次こそ男子!」という大きな期待がプレッシャーとなってのしかかるお辛さ、
そんな中での東宮夫妻へのせいいっぱいのお言葉の中に、
充分すぎるほどの配慮と心遣いを感じることができます。
そのお心を軽薄に扱って、また性懲りもなくキモイ連中が、
十何年たっても男系マンセーを繰り返すとは。
経済成長とかグローバルとか以前に、テメエの脳ミソを成長させんかーい。

そういえば、「麻酔なしで四肢切断するレベル以上」と陣痛が表現されましたが、
そういやそんな痛さだったっけな? と、すっかり忘れているのに自分でも驚きです。
よく言われるのが「鼻からスイカ」ですが、私は「股間にアイロン」ですかね。
腰の痛さに至っては、「レンガで殴打されるレベル」と言っておきましょう。

No.18 100ヶ月前

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