「よしりんに聞いてみよう」をタイムシフトで見ました。
シュミレーションについての話が身につまされました。明治維新以前からかもしれませんが日本人は「長期的視野で物事を考える」こと、「最悪の事態を想定すること」が苦手なのかもしれませんね。とくに大東亜戦争ではそれが如実に表れてしまったといっていいと思います。現在でも「やればなんとかなる」「やってみなければわからない」「ポジティブシンキング」とか言って後先考えず行動する人が多いし、しまいには「あいつにこのプロジェクトをやらせてやりたい」等々、情実人事で能力のない人間を重要ポストに置いたり…。かのインパール作戦の愚が学ばれることなく繰り返されているように思えてなりません。個人レベルなら許されてもいいかもしれませんが、政府や大企業がこれでは困ります。関わるたくさんの人たちの人生がその安易な「なんとかなる」に振り回されるのですから…。

俺も人のことは言えんが…25で結婚、30で一戸建て、2人の子供に恵まれた普通の人生って20代のシュミレーション、40過ぎて完全に崩壊してるんですが…(笑)