マスコミの愚を見つけて叩こう！とばかり考えている為に、いざ自分の足元が疎かになっていることに気づかない、ということがありそうですよね。
ネット民も国民全体から見れば一部、という時代もありましたが、
昨今のネットの普及を考えると、意図的に使っていない方々、使いたくとも使えない方々、の方が少数派になっているということはあるかも。
だとすれば、ネットに常駐しているノイジー・マイノリティの狂った主張に、それだけ接しやすくなっている、ということも言えるかもしれません。
産経や自称保守メディア等々が、ネットに常駐するネット右翼の論調に色濃く影響を受けているとすれば、
ネットに常駐するネット右翼の排外主義の影響もあるでしょうし、
運動に系統する左翼（シールズや、かつての薬害エイズ運動結審後も運動に拘り続けた人々、それらを運動前から扇動していた一派）と、ネットで声を荒げるネット右翼とが、「日常からの著しい解離性」という点で合致するという、
どちらも戦後民主主義の病いの産物、と言えるかもしれません。
そして、ともすれば、気づいた時には、どちらかに堕ちている、或いはどちらかに影響を受けてしまっている、という、
危ういところに自分たちもいるのかもしれません。