恥ずかしながら私も元男系固執派でした。
小林先生の戦争論以降、自分の中で戦前の日本は正しかった、
保守論壇は正しい産経新聞は正しいと、思考停止してしまい、
そこへ男系固執派の大御所渡辺昇一氏の天皇関係の書籍や
大ファンだった井沢元彦氏の『天皇になりたかった将軍』や
『天皇とは何か』を読んで、天皇は「血」であると錯覚して
いました。
天皇は血であるから誰もなれないから尊いという論理にやられたわけです。

いや、確かに、渡辺氏や井沢氏の本の影響もありますが
信じたのは、自分自身に単に常識力がなかったし
尊王の心が薄かったからだと思います。
今深い反省をしています。

過ちに気づいてからは勅使河原先生の本を一気に大人買いして、
小林先生の御著書を奉読して、日々精進しております。

実に恥ずかしい…。