泉美先生のベルギーの安楽死のブログを読みましたが、 ベルギーは人口の75%がカトリックじゃないですか。 カトリックでは自殺は罪です。 自殺は宗教的な罪だと脊髄反射的に捉えることなく 安楽死を議論できたベルギーの国柄に対し、興味を覚えました。 日本では、死者の霊魂は、本居宣長は穢い黄泉の国に行くと 説き、平田篤胤が人は死後、幽冥界に行くといったのが 幕末ですし、それ以前の人は死後、祖霊となり海や山へ帰るといった アニミズムもあり、仏教的な六道輪廻の概念もあって 宗教的に混交して正解がないような状態で、 意外に宗教的な縛りがないのに 「死」はだめだという脊髄反射が起こる日本人の感覚には 疑問符がでます。 でも「天皇」の死の度に死穢をおそれて、遷都を繰り返した 古代のような時代もあるので、死に対する 忌避感が半端ではなく激しいのかもしれませんが、 議論することは大事ですし、特に私みたいな、 回復の可能性の無い障碍者には、安楽死は ある意味救いになるのかもしれません。 生きることが至上であるというのは何やら主観なんだと おもいます。
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泉美先生のベルギーの安楽死のブログを読みましたが、
ベルギーは人口の75%がカトリックじゃないですか。
カトリックでは自殺は罪です。
自殺は宗教的な罪だと脊髄反射的に捉えることなく
安楽死を議論できたベルギーの国柄に対し、興味を覚えました。
日本では、死者の霊魂は、本居宣長は穢い黄泉の国に行くと
説き、平田篤胤が人は死後、幽冥界に行くといったのが
幕末ですし、それ以前の人は死後、祖霊となり海や山へ帰るといった
アニミズムもあり、仏教的な六道輪廻の概念もあって
宗教的に混交して正解がないような状態で、
意外に宗教的な縛りがないのに
「死」はだめだという脊髄反射が起こる日本人の感覚には
疑問符がでます。
でも「天皇」の死の度に死穢をおそれて、遷都を繰り返した
古代のような時代もあるので、死に対する
忌避感が半端ではなく激しいのかもしれませんが、
議論することは大事ですし、特に私みたいな、
回復の可能性の無い障碍者には、安楽死は
ある意味救いになるのかもしれません。
生きることが至上であるというのは何やら主観なんだと
おもいます。