tsuor tagur のコメント

8月8日の天皇陛下のビデオメッセージの発表から、雑誌等のメディアからの情報、ゴー宣道場ブログ、小林よしのり氏、高森明勅氏や竹田恒泰氏の出演した朝生での議論、それから自身の周囲(家庭や職場でのこの生前譲位への関心の度合い)、政府や政治家の発信を聞いて思うこと。

皇室典範の改正に着手せず、今上陛下一代限りに生前譲位を認める特別法で対処するとの情報が盛んに流れている。その動きを後押しする者達は、この祖国を滅ぼしたいと考えているのか?民主主義、国民主権とGHQが作った憲法に毒され、つい最近アメリカの副大統領の本音が伝わってきたが、皇室を国民の下に置き、戦後70年を経過して、いよいよ抜き差しならない状況まで追い詰められた感があります。

アメリカも中国も人工的に作られた国家とすれば、その建国はアメリカであれば清教徒であり、マニフェストディスティニーであり、中国であれば軍国主義日本と戦ったとしている共産党であり、そしてアメリカは民主主義、資本主義、新自由主義、グローバルスタンダードであり、中国は中華思想であり、華夷秩序であり、覇権主義であり・・・。その独善的で、押しつけ的で、ともに凶暴な2核保有国に挟まれている日本で万葉一統の皇室が続いてきたこの国柄、建国の由来が神話の中にある日本という歴史を抹消したいと思うのは米中ではないでしょうか。それに無意識?確信犯のように呼応する偽装保守。

公の体現者が天皇で、君民一体、この国柄を一番大切に思います。自分の生まれ育った大切な土地、郷里。その先に大御心で民の安寧を祈る君主がいる国。天皇を奉じ、千代に八千代に続くよう守っていかなければならないのに、国民の間には、この生前譲位の関心もいつまで持ち続けることが出来るだろうか?テレビで威勢よく間違った流言を流す輩、その流言を真に受け、自身はそれ以上の考えを持たず、勉強もせず、皇室が立ち行かなくなれば、どれだけ重大な事柄と返ってくるのか想像もしない。そんな国民の中から生まれてくる政治家は、どこぞの党の参議院議員などは「アメリカの51番目の州になることは憲法との関係はどうなのか?」と発言する始末。マスコミもその発言の思想の根底にある属国民、ルサンチマンには関心がなく、「アメリカの大統領を侮辱するとは何事か!」と問題視する論点もわからない状態。

結局このまま女性宮家も女性天皇も女系天皇も認めず、今上陛下から皇太子殿下、秋篠宮殿下、悠仁親王殿下まで皇位が継承されれば、全て悠仁親王殿下の御代に重圧を押し付ける事になってしまう。そして祖国の国柄も歴史も断絶している輩は、そんな問題の解決を先送りする事に何の痛みも感じない大バカ者。

日本の自主独立が最も大切と思う自分は、その独立の象徴が天皇であると思います。その天皇は世襲であり、聖域で健やかにお育ちになる方であり、どこぞの馬の骨ともわからない、旧宮家系国民男子など何の権威も感じない。そのような輩を皇統に加えるべきではない。

天皇陛下は戦っておられる。歴史の転換点に生きる今の時代の日本人はともに戦うべき。どうやって戦えばよいのでしょう。何の政治力もない(投票権1票のみ)、武力もない。御奉公させていただきたいが、そのすべをもたない自分を情けなく思い嘆きます。

No.182 100ヶ月前

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