ちぇぶ のコメント

朝生で「血」が大事と主張しているのを見て思ったことを書きます。
それは自分の両親が天皇陛下に対する思いの変化です。

私の両親は戦後生まれです。(昭和23年、25年)
昭和天皇が崩御された頃、私は確か小学1年生だったと思いますが、
連日、病状に関するニュースが流れ、崩御された日はテレビがそのニュースしか流れず、
この頃、天皇というなんだかすごい人が日本にいたことを認識したような覚えがあります。

その後、皇族の方々を頻繁にテレビで見るようになったな~と記憶していますが、
両親は「私たちが税金で食べさせてあげているのに、高い服をきて、贅沢をして」などとよく言っていました。
子供だった私は「そうなんだー」とあまり深く考えもせず、
税金で楽して暮らしている人達なんだーとしか思っていませんでした。

4年前に父は天皇陛下と同じく開胸手術をしました。
その後、父は天皇陛下に尊敬の念を抱くようになったと話していました。
あんな大病をしても元気で振る舞い、被災者訪問をされる天皇陛下のお姿がすごいと。
父が手術をしたのは天皇陛下が手術された時よりも若い時です。
医者には回復が早いと言われましたが、やはり手術を通していろんなことを感じたのでしょう。

ちなみに余談ではありますが、看護婦の妹は陛下が心臓手術してから3週間後にテニスをしている姿をニュースでみて、
「ふつうは痛くて絶対テニスなんかできないよー。あれは国民を安心させるためにテニスやったんだよー。すごい!」
と言っていました。

母も8/8のお言葉を聞いて、「早くゆっくりされて欲しい」と言っていました。
昔はあんなに否定的だったのに、やはり陛下のこれまでのお姿から自然にそう思ったのでしょう。

もし「血」だけが大事というなら、私の両親みたいに思いが変わることはなかったと思います。
よしりん先生や女性パネリストもおっしゃっていましたが、
「人徳」があるから敬愛の念をいだくようになったと思います。
だから陛下の孫である愛子様もきっとすばらしい方なんだろうと。
逆に「血」だけで繋いでいくなら、国民の信頼は得られないでしょう。
私の両親がそうだったので。

朝生放送後、とあるSNSで女性差別でない理由として、
男性を排除してきたということが
「すばらしい!目からウロコ!」と書かれているのを見ました。
「さすが竹田は皇族オタクだ!」とも書かれていました。
そのSNSは竹田氏は旧皇族ではないとわかっているんだなー、しかも「オタク」って。。。
ちょっと笑えました。

No.133 100ヶ月前

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