武藤 のコメント

ヘーゲルによれば、人間のあらゆる意識は、その周囲の特定の社会的、文化的条件ー言い換えれば「時代」によって制約されるそうです。
過去の思想、善悪も時代に応じて変化しており、それらの思想も大部分が間違っていたか、のちの時代によって「偽りの意識」形態であることが暴露されています。
フェミニストは自分たちの祖母が男性に仕えた、支配されたことを過去の残りカスであり、いまでも残っていると批判します。しかし、それはその時代なら正しかっただろうし、場合によってはそのほうが幸せだったかもしれないと推測できます。
これを皇統に移すと、過去の男系主義はその時代ー
帝国主義、軍国主義の時代においては正しかったかもしれない。一夫多妻が認められた時代においては男系主義により社会の秩序は守られていたかもしれない。しかし、「今の時代」においては過去の遺物であり有害物になっているのは間違いありません。
弁証法的には矛盾がある男系主義と矛盾がない女系公認がぶつかれば、女系公認が勝つのは分かりきっています。もちろん、女系公認も時代が下れば、別の矛盾のない意見に駆逐される可能性もあります。
このように哲学的に考えても、「今の時代」には
女系公認にしか道はありません。
竹田某の意見はシーラカンス、過去の遺物にすがりつく阿呆にしか見えません。こんな輩は時代が駆逐されるでしょう。

No.117 101ヶ月前

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