8/2もくれん師範のブログ「リオ五輪と貧困街についてのフクザツな気持ち」と、その写真の数々を見て、あっけにとられました。---山の斜面を這い登るようにある雑然とした貧民街。それをケバケバしい原色で塗りたくる。---文字通り【糊塗する】というコトバが浮かびました。

　その景観?!を観光地にしてしまう、服の生地の模様にプリントしてしまう・・・「逆手に取る商魂の逞しさ」と言うにはあまりに【あこぎ】な・・・。

　明日オリンピックが始まろうというのに、選手村はじめ不備が続出。第一、開催国のトップがガタガタになっている最中だし、流行病、治安の悪さ、etc・・・。それに加えてロシアの国ぐるみドーピング不正事件もある。---オリンピック観戦ツアーの売れ行きが伸びないのは当たり前と思います。

　4年に1度のオリンピックを目指して懸命に励んで来た世界の一流アスリート達を迎えていいのだろうか、そこにいたら体調がおかしくならないだろうか、鍛え上げた力が発揮できるだろうか、と思ってしまいます。

　ニュース番組では“明るく華やかに盛り上げよう”という演出?!で弾む声で報道しています。いろいろ水を差す時ではない、ということなのでしょうか。
　【リオデジャネーダロ】(リオでじゃねえだろ!)---って、もう誰かがどこかでとっくに言っているダジャレでしょうね;;。

　それを読んでから、 「新自由主義の見本市・韓国――就職浪人と貧困街タルトンネ」を読みました。---【新自由主義】に足を踏み入れたが最後、そんなに何年もかからず、こういう絶望に圧倒的多数が転落していくこと、空恐ろしいリポートです。
　隣りの国がそんな状況にまで陥っているとは。そしてその姿は、(このまま行ったら;;)日本も辿ることになるだろう・・・と。
　---次々矢をつがえては鋭く放たれる「トンデモ見聞録」に瞠目です。