>たとえ経済的には効率が悪かろうと、本来は社会が障害者まで抱え込むだけの
>懐の深さを持たねばならないものであって、同じ社会の中で障害者までフォロー
>できていないというのは、真っ当な社会とは言えないのである。

小林先生配信ありがとうございます。
上記の先生の文に泣けました。涙が出てとまりません。
障害者を抱えるということは経済的に効率が悪いです。
自分も精神障碍者ですが、私のことを経済的な効率だけで
見たら、残念な存在です。
社会の偏見や差別はそういったことからおこります。
私が、ほかの部署にいたころ、毎日陰口を叩かれ
楽な仕事をして給料泥棒だと、わざと聞こえるよう
にいわれたことがあります。うつ状態がさらにひどくなりました。
返す言葉もなく、職場も予算的に楽ではなく、
常に自分を責め、孤独で他人の目が怖かったことを
今でも思い出します。

日本は余裕のない社会になったのだなと心から思います。
私も好きで障害者になったわけではありません。
精神障害者手帳を取得したのも、職場に障害者を雇用すれば特典が
あるという制度あがあるらしいので、取得したものです。
それは脳機能障害の症状はひどいですが、

障害者年金の手続きもしていません。
精一杯の職場や社会への誠意がそれです。それしかできません。

これからまた他の厳しい部署に飛ばされ首を切られるか自分から
辞めるざるえない時代がくるかもしれませんが、
先生の一文を見ただけで、戦える勇気がもらえました。
本来の社会のありようを教えてくださってありがとうございます。
自分も生きていていいんだと胸を張れる気になりました。
素晴らしい思想をあたえてくださりありがとうございます。