あとGHQが皇室典範を一法律にするのは、日本側が大反発しているんですなあ。皇室には自律権があるはずだと。それに対してGHQは国民の代表で議論したほうが民主的で、その方が皇室の安定に繋がると。
この動きに対して昭和天皇は「皇室典範の発議権は留保できないか」と幣原喜重郎に言っています。
結局は皇位継承を含めて、国民の代表が避け続けてきた為に安定しない危機が降り注いできましたな。
これなら、皇室典範については陛下が決めると言ったほうが健全でした。占領政策、民主政策の一環とはいえ、とんでもない置き土産だと感じますな。