師範の先生方、設営隊のみなさま、第二回関西ゴー宣道場、お疲れ様でした！
天皇陛下のすごさを思い知り、男系固執の保守派の妄言に呆れ、感動あり笑い(嗤い？)ありの充実した3時間半でした。

小林先生自身もおっしゃっていた通り、明日が(おそらく生前退位に関する)陛下のおことばが発表される日、という中でのこのテーマでの道場開催、なんというタイミング！と驚くのですが、それだけではなく、この件には「民主主義という病い」や今回の道場の最初のテーマであった「天皇はなぜ自由がないのか」という問題が密接に絡んでいて、お話を聞いていて「そこでつながってくるんだ！」と感動すら覚えました。

そして、天皇陛下が閣議の資料や勲章を与える人々の調査書に全部目を通していることや、ハンセン病の施設全てを慰問されたこと、慰問や慰霊を始められたのは今上陛下であること、皇后様が目の不自由な子どものために「月光」のレコードを贈られた話、理想の天皇像を全うできないのであれば(公務を削るくらいなら＝手を抜くくらいなら)身をひいて次に託すという陛下の思いなどを知ったとき、胸に熱いものがこみあげました。

日本の歴史のことも、今の政治のことも、原発のことも、すべてをお知りになっている天皇陛下。知っていて、それでも黙ってほとんどの問題の解決を国民を信頼して任せてくださっている今上陛下が、あえて(しかも自らの退位をかけて！)発表されるお言葉を、国民ひとりひとりは真摯に聞かなければならない、と強く感じるようになりました。
本当に明日の「お言葉」の前に今回の道場に参加できてよかったと思います。
ありがとうございました！！