今回の生前退位のことを知り、3年前のゴー宣道場ブログの『天皇陛下、皇太子殿下、秋篠宮殿下の「ご懇談」』のことを思い浮かべました。
高森師範は、秋篠宮殿下のお答えから、ご懇談が緊張感を伴うものであることを指摘されています。
当時は表に出ていたのは火葬のことだけでしたが、そこで生前退位についてのお話もあったのかなと想像しました。

一方で男系派は生前退位のことを「まずいことになった」と思ってるんでしょうね。天皇陛下がお決めになられたことに狼狽したり異議を挟むこと自体、どこが尊皇なんだろうと素朴に思います。
それは究極のところ、天皇陛下のことを偉いを思ってないわけで、保守どころか、人と人との関わりとしても、物事の道理としてもおかしいと思います。なぜそんな当たり前のことがわからないのかがわかりません。
また関心がないなら黙っていればいいのに、皇室に愛がない人も皇位継承の問題に口を出してくるのも、民主主義という病いが脳髄まで達しているんだなと思います。
だからメディアの人も、せめてこれまで男系に固執してきた人たちに生前退位について聞くのはやめて欲しいです。まともな答えが出てくるわけがないのに・・・。

アメリカの貧困記事は衝撃でした。さらに『踊る大捜査線』で「アメリカで起きたことは5年後に日本で起こる」というセリフがあったのを思い出し、嫌な気持ちになりました。
当時は日本でアメリカの後追い現象が起きるメカニズムがわかりませんでしたが、今ならはっきりわかります。グローバリズムはアメリカ化であり、日本はアメリカの属国だから。
「見えない貧困」に敏感にならなきゃいけないという思いを新たにしました。