monmon のコメント

僕は当初、舛添氏は叩かれて当然、都知事を辞めて当然と思ってました。それは公金の私的流用なんかしたら、一般企業なら確実にクビになるし、舛添氏の言い逃れも凄く幼稚に聞こえたからです。
小林先生がブログで「今まで以上に監視を強化し、舛添に名誉回復の機会を与えたらどうか?」書いていたのを読んでも、「舛添に回復する名誉なんかあるのか?」と心の中で毒づいてました。
舛添氏が「無報酬でもいいから都知事を続けたい」
と言っても信じられなかったし、「流用した分は返金する」に至っては万引き犯が「お金払うから許して」と言ってるのと同じじゃないかと呆れてました。
舛添氏が辞任するとなった時、僕はふと気づきました。これってフランス革命の時、ルイ16世やマリー・アントワネットの処刑に熱狂していた民衆と同じじゃないかと。その瞬間、僕はまだまだ「民主主義という病」に犯されていたんだと、自分の勉強不足が恥ずかしくなりました。
舛添以上に批判されるべき人間は他にもいる、とわかっていたつもりでしたが、目先の報道に流されすぎだったと反省しています。
これからも「民主主義という病」を読み返したり、参考文献もいくつか読んでみて、「民主主義とは何か」を考え続けたいと思いました。

No.33 96ヶ月前

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