ランバダ稲荷 のコメント

配信、ありがとうございます。
「きれい」と「美しい」の違いについて、ふと思い出したのが先月亡くなったプリンスの曲とPVでした。彼が日本で知られるようになったころ、彼の独特な曲とあの爬虫類を思わせるような彼の容姿をすんなり受け入れられた人はあまりいなかったと思います。ある意味「異型」の存在。私もそうでした。正直、「きれい」じゃなかった。でも、なぜか彼の曲とPVはずっと現在まで目と耳に残っていました。そのときはその理由がわかりませんでしたけど、今回の号外を読んで気が付きました。彼の作ったメロディってすごく「美しい」のです。PVも色彩など細部までこだわっていて「美しい」のです。同じ時代に「きれい」な曲やPVを発表したアーティストいたはずなんですが、それが誰か?言われなければなかなか思い出すことができません。
「美しい」ものはいつまでたっても人々の心に残ってゆくものだと思います。逆に「きれい」なだけのものはすぐに忘れ去られてしまう。現在、絵がストーリーが「きれい」な漫画家さんたちがたくさんいます。精密な絵を描く人や「友情や仲間」を「きれい」に描く漫画家さんとか。でもあと20年して彼らのことを覚えている読者の方はどれくらいいるのでしょうか?そういった意味でも小林先生の作品は何年たっても語り継がれる「美しい」名作ぞろいだと思います。少なくとも私の中では「おぼっちゃま君」「戦争論」他、はずっと心に残っている名作です。
主観的な話を長々とすみませんでした…。

No.79 103ヶ月前

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