monmon のコメント

「民主主義という病」何度も読み返してます。
読んでいて強く感じるのは、「民主主義」「国民主権」という言葉を迂闊に使ってはいけない事、リベラル知識人やシールズが守りたい「民主主義」はGHQが捏造したものではないかという事です。吉野作造は「民主主義」ではなく「民本主義」という言葉を使ったそうですが、まさにファインプレーです。
この作品は「戦争論」くらい社会現象になってもおかしくないと思います。いや、ならなければおかしい。
今後は作品の参考文献にも挑戦してみたいです。「社会契約論」は一度読んだのですが、あまり理解出来ませんでした。改めて再読しようと思います。
ただ、Amazonで橋場弦「丘の上の民主政」を調べたら、高橋源一郎推薦と書かれていたので、読む気が失せそうになってます。
「民主主義という病い」は、知的好奇心を刺激される、凄い作品です。

No.214 102ヶ月前

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