武藤 のコメント

原爆投下に関してはパール判事が広島で開かれた世界連邦アジア会議で怒りをぶつけてますよね。
「いったいアメリカは原子爆弾を投ずべきなんの理由があったのだろうか。日本は既に降伏すべき用意ができていた…彼らはそれを充分知っていたにもかかわらず、悲惨なる破壊力を持つところの爆弾を一種の実験として、この日本に投じたのである」
アメリカの公式見解である「原子爆弾を投下しなかったから被害は拡大化していた」についても怒りを震わせています。
「それを理由に罪のないところの老人や、子供や、婦人を、あるいは一般の平和的生活をいとなむ市民を、幾数万、幾十万人、殺してもいいというのだろうか…こんな説明で満足しているような人々によって、人道主義だとか、平和だとかというような言葉が弄せられていることを、われわれは深く悲しむのである。われわれはこうした手合いと、ふたたび人道や平和について語り合いたくないのである」
もう60年以上過ぎたパール判事の言葉ですが、いまだにアメリカは原爆投下について謝罪しません。
しかもアメリカ人捕虜をつれて日本に謝罪を求める形での広島訪問になっています。
日本政府、国民がパール判事のような怒りを持ってアメリカと対峙できていないことに悲しくなります。

No.102 105ヶ月前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

小林よしのりチャンネル

小林よしのりチャンネル

月額
¥550  (税込)
このチャンネルの詳細