レスキューフォース のコメント

一度も読者カードを送ったことがありません。静かなイチ読者です。
ゴー宣シリーズ、各論シリーズ、わしズム、買わずにはいられません。
ライジング、大変興味深く読ませていただきました。
よしりんの「コール・アンド・レスポンスがうれしい」という言葉を読み、調子に乗って初めてコメントしてみます。

私が子供の頃、我が家では漫画は禁止でした。
父親がダメだ、と言えばそれまででした。
その頃、友達の家に行くたびに心から楽しみにしていたのが「コロコロ」でした。
と言えども、おぼっちゃまくん、だけをひたすら読むことが楽しみでした。
うんこが金の延べ棒、鼻くそが真珠、ともだちんこ・・・。
下品な内容、ギャグのオンパレードであればあるほど、漫画という娯楽性以外に、親への罪悪感やイケナイものを読んでいるワクワク感で気持ちが満たされ、本当に大好きでした。

ドラえもんや北斗の拳、キン肉マンなど同時期にあった漫画では、あの「罪悪感」は得られなかったことを記憶しています。

いつかの「わしズム」でおぼっちゃまくんが掲載されていました。
その時、漫画雑誌によく使われている「印刷せんか紙」でわざわざ掲載されていました。
読む前に、あの匂い、手触りで泣きそうになった経験は初めてでした。
「コロコロ買って欲しいって言えなかったな〜。」
コミックの綺麗な用紙じゃダメなんです。
「あの頃の僕」に戻って読むことができました。
こんな気持をこんな方法で経験させられるとは思いませんでした。
遅くなりましたが、ありがとうございました。

差別論を読み、幼い頃によく遊んだあいつは部落だったことを知ったのも、
脱正義論を読み、「変えたければ運動ではなくプロになれ」という覚悟を知ったことも、
戦争論を読み、「個と公」という今の自分の考えを示してくれたのも、
教科書問題以降では、「俺はよしりんにはついていけないな」と思い読まない時期もありましたが、自分に子供ができてから改めて読み返し、「誰かのために生きることの難しさ」「正しいことを知る知識欲」を学んだのも、きっかけは全て「よしりん」でした。

コロコロ、ゴー宣、ライジング。
私にとっては、「印刷せんか紙」から「コミック紙」、そして「インターネット」と媒体は変化しています。

しかし、そんなことは関係もなく、子供の頃、刺激的だった漫画家先生が、私が大人になった今でも、刺激的で最高の漫画家先生でいてくれています。


これからも、どうか御身体に気をつけてください。

みなぽん、作画スタッフのみなさん、俺の最高の漫画家を大事にしてくれよ!!


PS:ただのファンレターになってしまい、恐縮です。

No.55 146ヶ月前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

小林よしのりチャンネル

小林よしのりチャンネル

月額
¥550  (税込)
このチャンネルの詳細