トッキーさんの検証ブログを読み、真っ先に頭に浮かんだのは、5年前の東日本大震災時のゴー宣ブログ『「非常時の発狂者」の出現』でした。今号のライジングと合わせて、人というのはここまで同じパターンなのかと思わされます。

それにしても、人が言ってもないことを批判するのは「ストローマン論法」または「わら人形論法」と呼ぶらしいですが、卑怯の典型例だと思います。そんなに「正義」が好きなら、いつか頭が冷えた頃にでも（できれば常に）、その叩きが正当だったかの点検くらいしてもらいたいです。それすらしないなら、どこが「正義」で「正しい」んだか、さっぱりわかりません。そこまで不安定になるほど現実で承認されてないのでしょうか。

とは言いつつ、自分も駅前等で学生たちが募金を叫んでいる前を通り過ぎるのが、若干後ろめたい気持ちがありました（充分不安定に揺らいでるような気もします笑）。
そんな中で「言っておくがこういう大災害のときは、我々一般人は無力である。」や、先週のQ&Aの「寄付より大事なのは税金であって、自衛隊も税金で動いている。」とハッキリ書かれていると、やっぱりそうですよねと安心します。
これも自分がまだ「国家」や「国民」というものをちゃんとわかってないからなんだろうなと思います（新作楽しみにしています！）。

小林先生の「ピエロの役目」を聞いて、そう言えばAKB襲撃事件の時も「メンバーはぐぐたす自粛をやめろ」と最初に言ったのは小林先生だったのを、いちファンとして思い出します。
そういったことを堂々とできるのは、自らの現場への自信に裏打ちされているということだと思います。自分には正直そこまでの自信はありません。
けれどもバランス感覚を崩壊させ、見てくれの「正義」に飛びつくような薄っぺらい人間にはなりたくないので、これからも一身独立を意識していきたいです。

もくれんさんの記事は、人工授精や代理母が話題になった当初、うちの母が「将来子供に何て言うつもりなんだ。そんな不自然なことするくらいなら養子を取ればいいのに」とテレビに向かって怒っていたのを思い出しました。母から教わった常識の偉大さを改めて感じています。

あとみなぼんさんには不評っぽいですが、ソフトクリームを食べながらの苦いコーヒーは最高だろうなと思います！