つまみ読みした本を挙げて、皆様のご機嫌をうかがいます。
・寺田寅彦の随筆から「天災と国防」「読書の今昔」
・永井荷風『断腸亭日常』より、大正１２（１９２３）年
　１０月３日の記述、現在同じことを書けば間違いなく炎上します。

時機ずれした感想で恐縮ですが、読書の効用というものを痛感しています。
本を買う金を捻出するために、新品未開封のスマホを売り飛ばそうかと思っているくらいです。
会社から勤続○年記念として貰ったものですが、携帯電話を使う習慣すらほとんどない私には猫に小判、ラッピングすら破らずに数年間放置状態です（「じゃあなんで中身知ってる？」というと、同じ時に貰った周囲の人の話から判断しました）。仮に私が「使おう！」となっても、もっと新しい商品が出ているはずです。契約も邪魔くさいのです。
これは会社への義理を欠くことになるのでしょうか。
新聞も読まない若い者には、上方落語「阿弥陀池」を聴かせたらどうかと思うこの頃です。

『つるピカハゲ丸』は現在、全３巻で傑作選が出ているというので注文しました。これもしんぼ先生への一助となれれば幸いです。
『コロコロ創刊伝説』が取り上げられた「週刊ポスト」も「映画秘宝」も読み、業界での評価の高さを実感しています。
俄然『おぼっちゃまくん』への相乗効果が期待できます。