ネットの書き込みが「便所の落書き化」した事で、便所の落書きが減った。漫画を読んでいるだけでも褒めたくなるくらい、学生が読書しなくなった。これらの皮肉さに、ため息が出そうです。 いまネットでは「不謹慎狩り」というのが流行っているそうです。それは著名人のブログ、ツイッターの熊本地震に関する発言の言葉尻をとらえて、「不謹慎だ!」とバッシングするものです。 そのバッシングの言葉も信じられないものばかりです。藤原紀香には「こんな事で梨園の妻がつとまるのか!」、500万円を寄付した紗栄子には「前夫のダルビッシュからぶんどった慰謝料だろ!?」といった具合です。 中には言葉が軽すぎるとか、笑顔の写真をアップしただけで「不謹慎」と非難された女優もいたそうです。 新聞も読まず、読書もしない輩が著名人のブログだけは熱心に読んで、批判のネタを探す。こんな「不謹慎自警団」の行動には嫌悪感を覚えます。いまやネットはリアルな人間関係以上に、空気を読まなければならない環境になったようですね。 著名人のブログの発言よりも、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」というデマや、片山虎之介の「タイミングがよかった」発言の方が、余程ひどいと思いますがね。
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小林よしのりチャンネル
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ネットの書き込みが「便所の落書き化」した事で、便所の落書きが減った。漫画を読んでいるだけでも褒めたくなるくらい、学生が読書しなくなった。これらの皮肉さに、ため息が出そうです。
いまネットでは「不謹慎狩り」というのが流行っているそうです。それは著名人のブログ、ツイッターの熊本地震に関する発言の言葉尻をとらえて、「不謹慎だ!」とバッシングするものです。
そのバッシングの言葉も信じられないものばかりです。藤原紀香には「こんな事で梨園の妻がつとまるのか!」、500万円を寄付した紗栄子には「前夫のダルビッシュからぶんどった慰謝料だろ!?」といった具合です。
中には言葉が軽すぎるとか、笑顔の写真をアップしただけで「不謹慎」と非難された女優もいたそうです。
新聞も読まず、読書もしない輩が著名人のブログだけは熱心に読んで、批判のネタを探す。こんな「不謹慎自警団」の行動には嫌悪感を覚えます。いまやネットはリアルな人間関係以上に、空気を読まなければならない環境になったようですね。
著名人のブログの発言よりも、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」というデマや、片山虎之介の「タイミングがよかった」発言の方が、余程ひどいと思いますがね。