三味線弾き のコメント

Vol.173の配信、ありがとうございました!
歳をくったせいか、ここ何年かで涙もろくなり、プリキュアで涙がこぼれるほど(笑)。しかし不思議と、恩人友人や親類縁者のリアルな死では涙が出なくなりました。両親だとなおさら出ないはずです。そんな自分を薄情だと思っていましたが、異常ではなかったのですね。たしかに、拙者の場合、無責任には泣けても、現状を前にして泣き伏す余裕はありません。
今号のゴー宣や今月の『大東亜論』(堀部先生の「君と僕」)を読んで、すべての基本は「公」にあるのだなと改めて思いました。「名こそ惜しけれ」を説明して下さった堀部先生の御「名」は深く心に刻まれ、これからも堀部先生ならどう考えるだろうかと思い巡らすことになりそうです。大切なものを残して戴きました。

第8回、すごく印象に残っています。仲良し主義.価値相対主義、足軽の集団主義や運動主義、近年は目に余りますね。10年くらい前、ある技術者団体の若手の部を数名で立ち上げ、「世のため人のため、技術者かくあるべし」といった理想や真理や正義を追い求めていました。しかし5,6年が経ち人数が増えると、真剣な議論は失われ、大勢集めた内輪での盛り上がりや惰性的快楽を貪る「なかよちクラブ」になってしまい、馬鹿らしさの余りとうとう身を引いたことがありました(今は別の小さなグループを率いて少数で議論を重ね、成果を上げています)。
もしあのとき、第8回の堀部先生や小林先生のような行動や判断ができていたなら、「個」になれていたら、もっと世に貢献できていたと思います。「『公論』を目指すには、まず『私心』を捨てて『個人』にならなければならない」という前提が身に染みます。個私公集の分別や自覚は永遠のテーマですね。

トンデモ、じゃなくて、とってもカワイイもくれん先生の『トンデモ見聞録』、サンローランやロベルタとかって、普及しすぎてすっかり魅力が削がれてしまいましたが、日本版のライセンス商品だったんですね。言われてみると、ホムセンやしまむらで本物(本場物)を売ってる訳ありませんよね(笑)
いつか駆りたい「緑のなかを走り抜けてく真っ赤なポルシェ」(古っ、こんなのよくご存じですね。笑),「バーバリーに接客されても不自然じゃない感」を醸し出そうとする、不自然そうなもくれん先生に大ウケです。
ファッションや町並みからも格差社会が読み取れるんですね。ライジングは勉強になるなぁ〜!

No.30 105ヶ月前

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