「ゴー宣道場のあの旗から堀辺氏の似顔絵が消えることはないだろう。」という言葉に、こみ上げた思いが目からボロボロとこぼれ落ちます。 私は学生の頃に【脱正義論】を読んで以来、「個の確立」が人生のテーマとなりました。 個とは私を捨てて公に尽くすことのできる人間。 それは侍であり、それは堀部師範なのだと感じました。 【脱正義論】について、竹田青嗣さんという方が書評で「小林が出会った難問はこうだ。人が世の矛盾や不合理にぶつかったとき、なるようにしかならないと諦めるか、それとも完全な社会を実現するまで徹底的に闘うか、このどちらかの道しかないのだろうか、と。……この本全体から強く伝わってくるのはそんな馬鹿げた二者択一しか存在しないはずがない、という小林の思想的な確信なのである」と述べられていました。 私は無力な一般庶民。それでも、 「そんな馬鹿げた二者択一しか存在しないはずがない!!」 と心の中で叫び、のたうちまわりながら日々を生活する者の一人です。 【ゴー宣道場】は恐ろしい場です。 私的なプライドが粉々に打ち砕かれる局面とすぐ隣り合わせなのだから。 けれども【ゴー宣道場】は安心できる場です。 「真実とは何か?」「公とは何か?」を探求する者同志が、自らが抱く違和感や嫌悪を意見として表明し、お互いに検討し合うことができる。それは価値の順列をつけるためであって、そこには「勝ち」や「負け」などは存在しない。 私は「馬鹿げた二者択一」以外の答えを選び取るために、これからもゴー宣道場に注目していきたいと考えています。
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「ゴー宣道場のあの旗から堀辺氏の似顔絵が消えることはないだろう。」という言葉に、こみ上げた思いが目からボロボロとこぼれ落ちます。
私は学生の頃に【脱正義論】を読んで以来、「個の確立」が人生のテーマとなりました。
個とは私を捨てて公に尽くすことのできる人間。
それは侍であり、それは堀部師範なのだと感じました。
【脱正義論】について、竹田青嗣さんという方が書評で「小林が出会った難問はこうだ。人が世の矛盾や不合理にぶつかったとき、なるようにしかならないと諦めるか、それとも完全な社会を実現するまで徹底的に闘うか、このどちらかの道しかないのだろうか、と。……この本全体から強く伝わってくるのはそんな馬鹿げた二者択一しか存在しないはずがない、という小林の思想的な確信なのである」と述べられていました。
私は無力な一般庶民。それでも、
「そんな馬鹿げた二者択一しか存在しないはずがない!!」
と心の中で叫び、のたうちまわりながら日々を生活する者の一人です。
【ゴー宣道場】は恐ろしい場です。
私的なプライドが粉々に打ち砕かれる局面とすぐ隣り合わせなのだから。
けれども【ゴー宣道場】は安心できる場です。
「真実とは何か?」「公とは何か?」を探求する者同志が、自らが抱く違和感や嫌悪を意見として表明し、お互いに検討し合うことができる。それは価値の順列をつけるためであって、そこには「勝ち」や「負け」などは存在しない。
私は「馬鹿げた二者択一」以外の答えを選び取るために、これからもゴー宣道場に注目していきたいと考えています。