X JAPANのリーダーYOSHIKIが、グランドハイアットで開催した「YOSHIKI プレミアム・ディナーショー EVENING with YOSHIKI in Tokyo Japan 2015」。
8月14日(金)、15日(土)と行われた今回のショー。
ここでは、15日夜の模様をレポートする。
この日、昼間にも急遽追加でショーを行ったYOSHIKI。しかし、疲労の色も見せずにYOSHIKIMONOの撮影を本番前に行い、そのままなんと会場までの移動時にインタビューを受けるという荒業を見せた。この模様は、「YOSHIKI CHANNEL」でもシッカリと放送され話題に。そして、会場へ到着すると、そのまま「Opening Video」が流されステージへ。ライブ会場とは違い熱狂はそのままに、しかし、ファンも叫び喜ぶというよりは和やかに拍手で迎えライブは始まった。一曲目には『The Last Song』をボーカルのKATIEと共に披露。圧倒的な世界観が広がり一気にディナーショーは加速していく。
絶妙なMCをはさみながら次々とピアノを四重奏のサポートを受けながら聞かせていく。今回驚いたのは、YOSHIKIのトーク力だ。音楽番組などでトーク力の高さは実証されていたが、今回のMCでは会場のファンと言葉のキャッチボールをしながら、裏話なども交え引き込んでいく。卓越したトーク力の持ち主だ。
途中、前日も行われた「Yoshiki Foundation」主催によるオークションが行われ、チャリティとして寄付をされる落札金額はこの2日間で実に1,500万円を超えた。そしてニコ生ユーザーや会場からのリクエストに答えて楽曲を演奏するコーナーから、そのままYoshikittyとのコラボコーナーへ…と思ったら、Yoshikittyが登場しないと驚きはじめるYOSHIKI。どうやら、本人がこの公演ではYoshikittyは出なくていいと指示をしたことを忘れ、すっかり登場すると思い込んでいたことが後々で判明。こういった茶目っ気たっぷりなところもYOSHIKIの魅力だ。(最終的にはYoshikittyも急遽登場をした!)
そして、ここでスペシャルゲストの登場。なんと、GLAYのTERUが登場。GLAYの東京ドームコンサートで夢の共演をしたばかりの両者がここで再度のコラボとなった。『ENDLESS RAIN』を熱唱したTERU、最後は会場中で合唱をする感動的な瞬間へ。YOSHIKIは「TERUが歌ってくれるっていう事になって、キーどうしようかって話して…そのまま歌えますって」と高音が続く超難曲に挑戦したTERUを讃えると、TERUは「ToshIさん大変ですよね」と話し笑いを誘った。東京ドームコンサートでの裏話もはさみつつ、「絶対にスケジュール空けますんで」と次のコラボの約束をしステージを去った。
そんなTERUの姿を見ながら、感極まっていたYOSHIKI。そのまま、X時代の思い出話を始めると時折、言葉をつまらせる場面も。会場のファンも涙し、ここまでの苦労をファンとともに分かち合った。「hide、TAIJIの夢を背負って」これからもX JAPANが突き進んでいくことを約束し、『Without you』『Kurenai』『ART OF LIFE』をメドレーで聞かせる。このメドレーの間、X JAPAN、X、そして幼少期へとYOSHIKI自身を遡っていく映像がスクリーンに映し出され、幻想的なステージは幕を閉じた。
終演後も、最後までファンとコミュニケーションを大事にし最後には「ウィーアー!」(YOSHIKI)、「X!」(ファン)を連発し別れを告げた。
そして、「YOSHIKI CHANNEL」向けに特別トークが行われ、引き続きTERUも参加。ここでしか聞けない貴重なトークで会員を楽しませた。会場を後にするファンの熱気に帯びた顔を見て、今回のプレミアム・ディナーショーが大成功だったことを実感した。
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