【第13回】山下大輝&駱駝&三澤紗千香スペシャルインタビューvol.1
新年あけましておめでとうございます!
声優・山下大輝さんとライトノベル作家・駱駝さんがお届けするトークバラエティ「山下駱駝」のブロマガライター・かーずです。。
2021年最後の放送となった『山下駱駝』第13回目の締めを飾っていただいたのは、準レギュラーの三澤 紗千香さん! 2回目のご登場となりました。
駱駝さんのアニメ化作品「俺を好きなのはお前だけかよ」のコスモス役にして、2021年大ブレイク中『ウマ娘 プリティーダービー』のサクラバクシンオー役としてご活躍されている人気声優です。
去年の12月10日に生放送された番組は、【こちらからアーカイブ配信】しています。
放送直後の楽屋にお邪魔して、山下さん、駱駝さん、三澤さんにインタビューを実施しました。
番組を振り返りつつ、3人のクリスマスや年末年始の過ごし方など、プライベートについてもざっくばらんにお話いただいた前後編。まずは前編からどうぞ!
(取材・文:かーずSP)
■三澤「他では見せたところのない一面をさらけ出しているのは『山下駱駝三澤』だけ」
───本日の配信を振り返っての感想からお願いします。
山下「あの三澤さんが再登場ということで、会話の安定感がすごいですね。そして話がそれまくるっていう(笑)
もう何を話したのかすら、ちょっと曖昧になっている自分がいます」
三澤「まさか自分がオタクだった頃の話をするとは思わなかったです。でも、この番組を見てくれているのは女の子が多いと予想して、ちょっと暴露しました(笑)
コメントでも「分かる 」とか「私もこれ聴いてた」って書き込んでくれた人がいて、理解してもらえてよかったです。
自分の番組では男性が多いから、そういうコメントって流れないんですよ。
だから今日は、三澤の男性ファンも聞いたことがない話をいっぱいしました。●●さんが好きとか公に発言したことってないですし」
山下「はじめて!? すげー!」
三澤「他の番組で発言しても、『もうなんか狙ってるの?』って余計な誤解が伝わっちゃうから。
でもこの番組だけは、三澤がオタクだった時の気持ちを暴露しても、普通に面白く楽しんでくれると信頼して、話せました」
山下「貴重だ!」
三澤「『三澤紗千香』というブランディングを築いていく上で、見せたところのない面を開けっぴろげに出しているのは『山下駱駝三澤』だけ。
山下さんと駱駝さんのファン、三澤紗千香ファンへの安心感で、今日はいろいろ喋りすぎてしまいました。大丈夫かな?っていまさら心配です(笑)」
───駱駝さんはどうでしたか?
駱駝「山下と番組を始めた当初から、ゲストで『こいつを呼べば間違いないだろう』って言っていたのが三澤さんでした。
だから番組がスタートする前の企画段階で、僕らが想像してた通りの形になっているのが、今日の配信ですね。
でも決して、他のゲストの方が来た時がダメという意味ではないので、それは誤解なきよう、お願いします」
───腹を割って話せる3人が集まったという感じですね。
山下「気兼ねなく、肩肘張らずに、本音で喋りあえる3人が揃ったという感じ。
番組のコンセプト「頑張らない」「期待しない」「やる気がないかもしれない」、それに一番当てはまっているのが三澤さんの回ということですね」
■体型維持のコツは、むしろ頑張らないこと?
───「ストップ・ストイック」という山下さんの発言に笑ったんですけど、山下さんと三澤さんはダイエット反対派なんでしょうか?
山下「別にダイエットするのはいいんです……でもそれを……グラフで見せないでほしい(笑)」
三澤「そう、駱駝さんの身体とかぜんぜん興味ないので! 駱駝さんにはアピールしてこないでいただきたいなって(笑)
あと寺島惇太さんの可愛さは、ぷくぷくのところが可愛いところでもあると思うので」
山下「惇太のチャームポイントだからね!」
三澤「それがなくなって寂しいなって気持ちを、山下さんは『ストップ・ストイック』という言葉にこめたんだと思います」
山下「その通りです(笑)」
───メールで圧倒的肉食獣さんから質問が来ています。
「焼肉でお肉に生卵を絡めるすき焼きにハマってしまいました。このままでは冬には大福のようになってしまうので、スタイルの抜群な御三方に是非ダイエットや体型維持の秘訣をお伺いしたいです!」
三澤「この流れでその質問は、煽られてますか?(笑)」
───いやいや、たまたまです!
山下「我慢すると太るから、我慢しない方がいいというのが僕の経験談です。我慢した分だけ、その次のご飯をたくさん食べちゃうんで、我慢は良くないとしみじみ思います。
適度に好きなものを食べないとストレスになって、仕事とか人間関係とか、いろんなものに影響が出てしまう。結局は我慢しないことが僕的には最適な方法だなって」
三澤「めちゃわかります。スタイル維持を効率化しすぎちゃって、他の仕事に影響するんだったら意味がない。
私も一時期、痩せたくてジムを契約したり、食べ物を改善したりしたんですけど、日々のストレスが溜まっていく一方でした。
我慢すると次の食事で食べ過ぎてしまうし、『いつも頑張ってるから、これくらい食べていいよね?』ってアイスを食べ過ぎちゃったり。
でも『ある程度は好きな時間に、好きなもの食べていい』と決めたら、逆にスタイルは安定しました。なので頑張らない方がいい」
山下「でもこれって、向き・不向きとか体質も関係する話だと思うんですよね。
ただ食べることを人生の上位に置いている人には、食事制限はしんどいかもしれない」
三澤「私にとって、食べることは気晴らしだったって気づいてからは、適度な食事量になりました。
『いつでもアイス食べていいよ』って状況にしたことで、『後で食べようと思ってたけど、別に今日はいらないかな』って気分になって、トータルカロリーが低くなって落ち着いたんです」
山下「『好きな物を食べられるし』って気持ちで、逆に余裕が生まれるよね」
三澤「そうそう。『これを食べたら私は負けてしまう! 駄目になるかも……』って切羽詰まった焦りの気持ちが、何よりもダイエットの邪魔だなって思う」
山下「ここはもう二人の総意です!」
───あまり我慢しないことが、むしろ近道になるって話ですね。
三澤「では次に、駱駝さんの効率厨なアドバイスを一言!」
駱駝「一緒一緒。ストレスストレス。俺は自分の身体を絞りたいからやってるだけで、そこに別にストレスを感じてないのよ」
山下「駱駝はダイエット、楽しくなってるよね?」
駱駝「そうそう、ダイエットは楽しければ続けていいけど、辛いんだったらすぐやめていいと思う」
山下「しんどいと思っちゃうことって、継続できないよね。どこが楽しいの?」
駱駝「ダイエットの何が楽しいかというと、すぐに結果が反映されるのが気持ちいい。
小説家って、結果が出るのにめちゃくちゃ時間かかるんだよ。
新規で作品を生み出す時に、俺たち作家は1年とか時間がかかる。
で、企画にGOが出て1冊分の小説を書くのに数ヶ月かかる。
もちろん売れなかったら、全部やり直しになる。
それを何冊も繰り返して、売れたとしても2年とか3年かかって、ようやくアニメ化にたどり着くわけよ。
でも身体って、やった次の日にすぐ結果が出るから、それが俺には楽しい」
三澤「なるほどね。私も節制していた時は『がんばってる自分が好き』って気持ちで、それはそれで楽しい気持ちはわかる」
駱駝「でもマジレスすると、僕らに訊くよりもYouTubeで『スタイル良くする方法』で検索した方が効率的だと思いますよ(笑)」
■山下さん、駱駝さん、三澤さんの一年を振り返って
───るかるかさんからの質問です。
「私は今年就活生で、就活の大変さから食欲が激減し、気付いたら8キロも痩せていて自分でも驚きました。今年、皆さんはお仕事でたくさんの新しいことに挑戦されていると思いますが、プライベートでも何か新しく始められたことはありますか?」
駱駝「今年の私はダイエットとスタイル維持で、ボディメイク!」
山下「僕の新しいことはアーティストデビューかな。でもアーティスト活動を始めたきっかけは、お芝居を本気でやりたいことの一つだったりします。
お芝居に良い影響を与えられる、より良いお芝居ができるようになるためのアーティスト活動という面があります」
駱駝「別ジャンルでも、途方もない、予想外のところで役に立ったりすることもあるからね」
山下「自分の武器をもう1、2個増やしたい。歌が歌えることで表現の幅が広がって、新たなアプローチができたらいいなって。
それに、やってみないと自分に合うか合わないか、わからないから。まずはチャレンジしてみる。そんな年でもあったのかなって。
仕事が少ない時期だったこともあってトライできました」
三澤「コロナの影響がね……」
山下「1ヶ月以上、仕事がなかったしね」
駱駝「えっ、そんなに!?」
山下「うん、がっつりなかった」
三澤「声優は生活が一変しましたね。
今年の私は、仕事面だとミニアルバムを出すことができて、去年よりも、作詞作曲に本格的にトライできたかなって。
普段ラジオとかイベントなどで自分を出してますけど、音楽という形で、自分の内面を世の中に出すのは、また違った感覚です。
『どんな風に受け取られるのかな?』って思いながら、それでも音楽が好きなので、しっかり取り組めたのはすごく嬉しかったです」
山下「僕的には、三澤さんが作詞・作曲していることに感銘を受けたんです。この人すげーなって」
駱駝「特に作曲がすごいと思う。音楽ってどうやって生み出すんだろう」
───作詞と作曲、どちらが難しいんでしょうか?
三澤「どちらも難しくて甲乙つけられませんね。
今回出すミニアルバム『深呼吸』には、私が作詞・作曲した曲が何曲か入っています。
もちろん、(私の作詞・作曲は)プロのメロディメーカーや作詞家さん達に勝てない部分は感じます。ですが私から生まれた、私が生み出したものを発表することの意味は、きっとあるんだと思って作詞・作曲しました。
それは本人にしかできないことなので、私の生き様と共に重ねて聴いてもらえたらなって思いで作ったアルバムです。
昨日MVを撮影してきまして、映像の迫力を見てもらえればと思います」
───私生活の今年一年はどうですか?
三澤「プライベートは限りなく、なくなりました……人気声優って忙しいなって思いました!」
山下「あはは! これが三澤さんです」
三澤「ちょっと呟いただけでYahooニュースになっちゃうから、気軽なことも呟けなくなりました。
自分の発言や行動が、常に世間に見られているなって。ですので出演作などコンテンツに対する責任が、これまで以上に重く感じられます。
去年までは自分の商品価値を上げたい一心で頑張ってきましたけど、今年は『みんなの三澤さんにならなきゃ』って意識が高まりました。
その結果、行動も変わりますし、発言も変わります。
今年一年ですごく注目度が上がって、人気には責任がともなうことを、改めて実感した年ですね」
───仕事が充実した反面、プライベートにも影響が出たんですね。
三澤「もちろん、やりたかったことはできてるんですけど、窮屈な気もします。SNSの発達もあって、自分と仕事の線引きが曖昧になっていますから。プライベートでも、どこを掘られても大丈夫な人間になるしかないなって感じですね」
皆さんもワークライフバランスが崩れたり、SNSに疲れた時は……三澤紗千香さんのミニアルバム『深呼吸』を聴いて、深呼吸しましょう!(はい、宣伝です!)
・配信はこちらから
・公式サイトはこちらから
インタビュー後半は、3人にクリスマスや年末年始の過ごし方などを訊いてます。お楽しみに!
(取材・文:かーずSP)
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