5月28日に生放送した「山下駱駝」第6回。その裏で、何が起こっていたのか。どうして山下大輝さんと駱駝先生はミニ四駆のトークをしていたのか!? その疑問を解消すべく、当日の舞台裏をレポートします!
第6回は【こちらのアーカイブ】配信で見られます。
それまでの流れは、前回のレポをご覧ください。
■今のアニメは配信がメイン。全世界でウケる内容が求められる
駱駝「三木さんは山下と会うのは初めて?」
三木「確か、OVA『俺を好きなのはお前だけかよ~俺たちのゲームセット~』発売直前特番で、僕がリモートで出演したんですよ……」
OVA『俺を好きなのはお前だけかよ~俺たちのゲームセット~』発売直前特番
OVA『俺を好きなのはお前だけかよ~俺たちのゲームセット~』発売直前特番
山下「そうです、背景がパッパッって変わって……」
三木「そうそうさすが! めっちゃ記憶力いいですね!……なのでよろしくお願いします!」
三木さんも揃ったところで、本格的に「ゼロから始めるアニメ化計画」を話し合います。
ゆーやん「駱駝さんがプロットを3つ紹介しますので、三木さんは『これは良さそう』『ここを変えて』とか、次に繋がる話をしてください」
三木「はい、はい、わかりました!」
山下「マジもんの会議を見てるようだ!(笑)うわー楽しみー!」
本番でも、三木さんと駱駝先生のガチ打ち合わせを間近で見て、山下さんのテンションが上がってましたね。
ゆーやん「山下さんは三木さんに、『アニメ化ってどれくらい大変なんですか?』とか『何枚売れればいいんですか?』とか、率直な疑問をぶつけてください」
山下「えっ……それ数字まで言えるんですか?」
駱駝「時代とかニーズによって変わるよね」
三木「マジでお答えすると、今のアニメ制作は、どこに落とし込むかで変わってくるんです。
昔はパッケージ(映像ブルーレイ)を全員に売らないといけなかった。20代後半から30代の男子ユーザーが一番コアに買ってくれたから、そこに向けてアニメを作る必要がありました。
でも今はパッケージが厳しい反面、NetflixやHulu、AmazonPRIMEなどの配信がメインで、全世界でウケる作品が求められるんです。」
山下「確かに確かに!」
三木「だから古き良き古典のアニメをもう1回作る流れって、『ブルーレイは買わないけど、4番目に見てくれる番組』としてニーズがある、そこを狙うこともできる」
駱駝「……ってな具合で、そういうところが三木さんのすごいところです!」
ゆーやん「駱駝さん、めちゃくちゃ乗っかり度がすごい(笑)」
駱駝「三木さん、説明上手!」
三木「編集者は作家さんにわかりやすく伝えるのが仕事ですから」
これは本番で感じた人も多いのではないでしょうか。
企画書はラブレターであり、エレベータートーク。エレベーターに乗っている数十秒で、相手に内容を説明できるかが鍵だと、本番で三木さんがおっしゃっていました。
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