━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
山田玲司のヤングサンデー 第8号 2014/11/17
バランスを崩した時に見えるものとは?
───────────────────────────────────


僕はやたらと「侍日本」とかいうノリが嫌いです。
侍の本質を考えた時「共感できる素敵な部分」もあるけど、「いさぎよく切腹」だの「プライドが傷ついたら相手(自分)を切る」とかいうノリについていけないのが正直な話です。
公のために生きる事が武士道ならそれには完全に賛成したいのですけど、政治家や実業家の中には武士道気取っているのに「本当の公」や「弱きもの」に対する配慮が感じられない人が多い。
つまりインチキな奴がやたらと「侍」を使うもんだから侍のイメージが悪くなってしまってるんですね。
そもそも自分に誇りを持っていて、内面の充実した人は威張りませんし、簡単にキレません。すぐに「もはやこれまで」と諦めて死んだりしません。「責任とって死ね」とも言いません。もしもそれが「侍」なら尊敬はできませんよね。

ところがそんな僕に「侍」の本当の素晴らしさを教えてくれる人がいます。