山田玲司のヤングサンデー

山田玲司のヤングサンデー【第212号】「悪い時期」の過ごし方(最新版)

2018/11/12 07:00 投稿

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山田玲司のヤングサンデー 第212号 2018/11/12

「悪い時期」の過ごし方(最新版)

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それにしても今年は、長年の夢が叶う事が多かった。

フェスでのバンドもそうだし、「手塚治虫イベント」では念願の舞台役者をやれたし、次は「愛まどんな」さんと一緒に絵画展をやる。

古い友人きたがわ翔と番組も始められたし、素晴らしいボイスコミックも出来た。


相変わらず結果が出ない仕事もあるものの、自分の人生の中でもかなり「幸運な時期」に入った感じがしてる。


こういう時期もあるけど、その逆に「何をやってもダメな時期」ってのも長かった。


昔、瀬戸内寂聴さんが「不幸は群れをなしてやってくるけど、幸運も群れをなして訪れる」みたいな事を言っていたけど、人生はそういうものらしい。



【冬の過ごし方】


何度か書いたけど、最近また色々考えが更新したので、そんな「人生の冬の時期」をどう過ごすかって話を書こうと思う。


「何をやってもダメな時期」はいつか終わる。

ほとんどの場合「本当に酷い時期」ってのはいつか終わる。


100億円の宝くじに当たったり、アラブの石油王が結婚を申し込んできたりする事はないけど、とにかく「最悪な季節」は終わりが来るのだ。


「あの時死ななくて良かった」なんて思う「幸せな日」は案外来る。


焦って「もう一生報われないんだ」なんて思ってしまうと苦しくなって「冬」を乗り切れなくなるのだ。


何度も「冬の季節」を越えてわかった事がいくつかある。




【冬を越えるコツ】


これはいくつもあるので、今回は2つ紹介します。

そこから先は、放送やメルマガで時々やりますね。


・夏のつもりで生きない

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人生には「夏の時期」もある。

何もかもうまくいっていた時代。自分は若くて、お金もあって、異性にモテていた、なんて過去がある人は、その後が大変だ。


実家が大金持ちだったり、高校の全国大会とかで優勝したり、学校で1番の美女に告白されたり。一発ギャグが全国的に流行したりするのも「人生の夏」だろう。


でもそんなものは必ず終わりが来る。


そして人は「過去の自分」と「今の自分」を比較して、勝手に落ち込む。


そもそも「幸運」は「運」であって、自分の力ではない。

もちろん多少の努力なんかはしただろうけど、そんなのみんなやっているのだ。


自分の努力で切り開くことができる「範囲」ってのもある。

でも「容姿」や「出身地」や「親」なんかは自分では選べない。


まさに「運」が支配する世界に僕らは住んでいる。

「運のいい人」を見て妬む必要もない。

どんな人にも「冬が来る事」は決まっているからだ。


冬が来たら覚悟を決めて「冬ごもり」をするしかない。


これは「時代」もそうで、歴史上何度も「冬の時代」はあって、それは個人の力では変えられないものなのだ。


なので、大事なのは「夏のつもりで生きない」という事だ。


夏は薄着で寒くないし、スイカも食べられる。

それを冬にもやろうとするから面倒な事になる。


冬に薄着でいるのは光熱費もかかるし、スイカは高い。それなら厚着を楽しんで、みかんを食べてればいいのだ。


それは「終わりのない穴」なのか

いつか抜ける「トンネル」なのか


それもまた「運」が決めるのだけれど、とりあえず生きてなければわからない。



「春が来るまで生き延びる」

どうせ生きると決めたなら「ご機嫌」でいく。

これが「ヤンサンマナー」だ。


そしてほとんどの闇は「無限の穴」ではなく「いつか抜けるトンネル」なのだ。



・「間」をとる

 

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