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山田玲司のヤングサンデー 第135号 2017/5/15

「焦って進むか」「あえて休むか」の境目はどこだ?

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最近の相談ごとを聞いてて感じるのは、多くの人が「とても焦っている」ということです。


何か良くない状況が来ていて「一刻も早くこの状況を脱して楽になりたい」と思っている。


これは僕もよくわかる。

人生のほとんどが「自分ではどうにもならない事」で構成されています。

なので、いくら焦っても、いくら怠けても、大半の事は「なるようにしかならない」のですが、やっぱり「嫌な思い」はしたくないものです。


特に大きな挫折を経験して居ない時は「失敗」は怖いものです。

何だかんだ言いながら、とっとと「結果」を出して、安心したい、と思うのもわかるんです。



ところが、この「結果」というヤツはいかんともし難い。

恋愛にしても、仕事にしても、何かしらの目標(夢)を持っていても、そんなもの簡単にはいかない。


なので「このままだと自分はどうなってしまうんだろう」なんて焦るのも仕方ないとも思う。



特に、なるべく傷つかないように生きてきた人ほど「始めての失敗」は怖いものです。


でも何度か「失敗」だの「挫折」だの「大失恋」などを味わってくると、気がつくことがある。

それは「それでも人生は終わらない」ってことだ。


そして、長いこと生きていると、「悪いこと」も「良い事」も、そんなに長くは続かないって事も分かってくる。

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リスクをとって冒険してきた人は「冬の時代」やら「絶望」やら「別れ」なんかも何度か味わってくるけど、大抵の人が「それがあって今の自分がいるんで、良かった」なんて言うもの。


でも、まだ1度も「海」に飛び込んだことのない人は、とにかく「海」が怖い。

本当の海を知らない人ほど「海にはそこら中にサメがいて、人を食べようと待ち構えている」みたいな勘違いに怯えていたりするものです。


でも、実際海に入ってもサメには会えません。食べてもくれません。歴史上サメに食べられた人の数は、交通事故に合う人より圧倒的に少ないしね。



なので最近は、つい「焦んないでも大丈夫だよ。そんなに簡単には死なないから」「先は長いんだから、のんびりいこうよ」なんて定番の事を言ってしまう。

実際そんなもんだし、焦らないでのんびり構える事も大切なのだ。



ところが、今回、自分の過去作「NG」の話をニコ生でしていて気がついた。

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この頃の俺・・・・恐ろしいほど焦りまくってる・・・