零細企業が送る番組制作現場の裏側

1人でこういう映画見るとキツいわ【決算レッド】

2013/12/16 14:28 投稿

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きっとこうやってブログブロマガを書き続けることも一種の余裕のひとつであって、なんというか怠惰の一言で片付けられる問題ではないんだろうと言い訳を挟みつつ今日の問題。

ベンチャー企業の経営危機データベース

だいたいどんな事例でも言われていることではあるけれど、●●の前に●●すればよかったという反省点がものすごく多く、それは自分にとっても数多く言えることである。

撒いたタネが芽を出すまで悠長に待ってられる時間はもうほとんど無いわけなので、少し考えなければならないことが多い。

今日はブラックの映画レビューの日なんだけど、原稿が来ないので代わりに1件レビューします。

「天使がくれた時間」
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義父がよく似ている恒例ニコラス・ケイジ主演のドラマ。

監督のインタビューにもあった「男は一定の年齢層を超えると、必ず過去のあるシーンで違う選択をしていたらどうなっていたか、と考える場面をもっている」という言葉を体現させた作品。

その運命の瞬間は13年前の空港。ハゲニコラス演じるジョンは金融関係の研修へ旅立つため、恋人のティア・レオーニ演じるケイトと最後の別れを惜しんでいた。

結局飛行機に乗ったジョンはその後成功してウォール街の独身貴族に。この独身貴族とはいいようだが金にモノを言わせるような言動も多々ある、少しひねくれた感じがまたいい。

ひょんなことで目覚めたジョンがいたのはいつものタワマン最上階のベッドルームじゃなくて、郊外の戸建。
13年前のあの日、飛行機に乗らなかったジョンはケイトと結婚し、1男1女を設け、親族の経営するタイヤショップのセールスマンとして慎ましやかに楽しく暮らしていた。

慣れない子育てや生活レベルの激変など、あれこれ戸惑いながらも幸せの"カタチ"を模索しながら過ごすきらめきの日々。

そしてジョンが求めている幸せとケイトが求めていたものとの差、それでもこのケイトのいい女っぷり。

2400ドルのスーツを着ることを見栄っ張りだと咎めるも、アウトレットで似たようなものをプレゼントしてくれる。

「この家で年老いていきたかった。私もあなたも白髪のくちゃくちゃになって。で、週末になると孫が遊びにくるの」

「でも、住所はいらない。あなたについていくから」

傾 いてる会社を立て直すために毎日遅くまで働いて駆けずり回って、寝るためだけに帰ってきて、それで将来的に得られるものは大きいかもしれないけれど、家族 が求めているものは違うってことね。忙しいけどお金持ちのお父さんより、油や泥に汚れて夕食時に帰ってきて、食べ終わったら一緒にイヌの散歩に行ってくれ るパパがいいんだろう。
その一方で、自分が惚れた人と一緒に過ごせることが第一の幸せだからこそ、それがどのようなものだろうが彼の選択には従うと言い切れるほどの信頼。

これでもかってくらいにハートの鐘をグワラングワラン叩かれました。

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