【9-続き】【報酬予測誤差-4】
これは何もウイスキーに限った話ではありませんが、対象となる実物本体と、それに纏わる二次的副次的要因を「混同して」話すとなると、そこには個々人の多様な価値観が介在することになります。
飲食もそうですが、芸術や文化的な物事を語るとすると、どうしてもその表現しようとする人「独自の価値観フィルター」を通して語られることになりますし、もっと範囲を広げれば、報道や言論をはじめ、個々人の意見や感想そのもの、「言葉」を用いた表現というのは、最終的に必ずこの壁に突き当たってしまいます。
聞く側の人間がどうあるべきが、話す側の人間がどうあるべきか、納得と理解の深度、情報の取捨選択のあるべき姿は、なかなか一筋縄に説明し尽すことが出来る問題ではありません。
でも、いわゆる「高いリテラシーを持つに至る条件」というのは、案外シンプルなものではないかと思います。
それは、
・個々の問題
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