執行官 のコメント

なお、視聴者=顧客に対する対応については擁護出来ません
リスクマネジメントを履き違えた対応です
私事ですが、とある企業のリスクマネジメント部門に籍を置く者からしたら悪手ばかりです

1番の問題は「演者=雇用者(契約未定結ですが)からの発信で、問題が起こっている事を視聴者=顧客に知らされた」事です
言わば内部告発に近い形で発信された事です
我々だのメイン視聴者は若年層ですから、その時点で「運営悪」の世論形成がされるのは容易に想像出来ます

企業体に権利を帰属させず「運営は演者に権利を譲渡して退け」との意見が散見されますが、それがどれだけ危険でリスクがある事か理解出来る人は少数です
ハッキリ言いますが、その形式を取れば遅かれ早かれ(演者にその意図は無かったとしても)何らかの問題が起きて炎上・仲違い・解散・活動終了となっていたでしょう
影響力の強い大きなグループには、法務のプロを交えたリスクマネジメント部門のバックアップは必要不可欠です

それらを包括するのが「運営」である以上、運営側の論理についても丁寧な説明・発信が必要でした
これが契約締結が確実視されていたのなら、今までの対応(内部のゴタゴタは見せない)で問題ありませんし、少なくとも私は支持しました
視聴者=顧客には関係無い事ですので、素直に動画=商品を楽しめない理由になるからです

しかし、一年以上も契約合意に至らなかった時点で「契約締結は現状では不可能」と判断・対応出来なかったのは無能の誹りを受けても仕方ありません
少なくとも7〜8月時点で、運営側の意向を演者の意向と併記・連名で発表する等してたら展開は変わったかも知れません
この辺り、プロ野球等の契約更新に係る発表方式が参考になったかと思います

要は「運営も我々だを愛してる、これからも活動を続けて行って貰う為・演者を不必要なトラブルから守る為にもこう言った条項や条件が必要なんだ」
「不便を掛けてしまうかも知れないが、演者の権利は最大限尊重するし譲歩出来る所は譲歩したい」と「顧客=視聴者に向けて」発信していれば、潮流は異なっていたはずです
契約交渉の進捗公表は基本御法度ですが、ケースバイケースで判断・対応するのがリスクマネジメント部署の役割です

然るに現状は、
「場当たり的な希望的観測を持たせる発表→演者からの否定により、顧客からの信頼も失う」
「運営主体の公表が無いので、表に立つグルッペン・コネシマ両氏と言う『契約相手』が苦情窓口になる様な対応となっている」
「結果、運営は演者を蔑ろにしている・演者を守るつもりが無いと看做されている」

ダメージコントロールを完全に失敗しています
「傷口を広げる前の早期対応・責任の所在明確化・顧客からの苦情相談窓口の設置(一元管理)」と言う、リスクマネジメントに係る対応の基本が全て出来ておりません

企業論理については理解出来ますが、対応の不手際が過ぎる為に現状の対応を続けるなら無能の誹りは今後も続くかと思います

No.352 1ヶ月前

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