ただのゲーム実況グループではここまでの幅広い活動は出来なかったでしょう
動画収益を大所帯メンバーに分配すると動画投稿のみで生活出来る金額になるワケも無く、各自本職は別にあると明言されてました
そんな中、各種出版社や動画絵師・編集者さんとの渉外や金銭・権利関係を演者の方々だけて行うのは不可能です
有料動画の無断転載や各種グッズの転売対策など、権利関係を守る必要もあったかと思います
それらを管理・マネジメントする「運営」と言う存在は絶対不可欠でした

そして運営に係る人件費等の経費を捻出する為にも、営利団体として演者側に要望を伝えるのは絶対に必要です
そう言う意味では「(演者の本意ならざる)金になる仕事を受けて欲しい」と言った要望も必要になって来ますので「副業・趣味の延長で、自由に楽しく活動したい」との意向を持つ演者側との意識乖離は当然出て来ると思います
運営スタッフの「生活が掛かっている仕事」と、演者・視聴者側の「楽しい活動・動画」では意識が異なるのも当然です

故に、私は他の方々の様に一方的に「運営悪」等と断じるつもりはありません
高クオリティ動画を毎日投稿・各種連載作品を雑誌掲載だけでも、10名強だけで賄うなんて不可能です
繰り返しますが、その活動を支える「運営」は不可欠の存在だと思います

問題は「そんな事、視聴者には関係ない」と言う事です
視聴者＝顧客が求めてるのは、費やした金銭・時間等のリソースに見合ったリターンです
それは「活動の場とメンバー」が存在する事が大前提でした

一方的に悪と断じるつもりはありませんが、そう言った意味で折衷案の提示・契約に至れなかった事実から「無能」の誹りを受けてしまうのは仕方無い面もあるかと思います