睡眠の質を高めるためには、メラトニンというホルモンを体が出す必要があります。
メラトニンとは体が眠くなるように仕向けてくれるホルモンで、夜に眠くなるのはこのメラトニンが作用しているからです。睡眠の質は寝始めの90分間がとても大切なので、メラトニンがちゃんと分泌されれば睡眠の質は良くなります。
ではメラトニンがどのように分泌されるかと言うと、セロトニンという通称「幸せホルモン」がメラトニンになります。昼間にセロトニンをたくさん分泌させると、夜にメラトニンになってくれてよく眠れるという構造です。
で、このセロトニンはトリプトファンという必須アミノ酸から摂取できます。必須アミノ酸なのでトリプトファンは体内で作ることはできません。他にもビタミンB6や炭水化物なんかもセロトニンの手助けをしてくれます。

以下、トリプトファンが入ってる食材です。
大豆(味噌汁、豆腐、醤油など)、バナナ、赤身肉、魚、ナッツ(特にカシューナッツ)
つまり日本食がめちゃくちゃ良いです。
体重1kgあたり2mgのトリプトファンがあれば良いので、こちらを基準に食事を考えてみてください。鬱先生が健やかに眠れますように。