かこつです～
スプラトゥーン3…私も楽しみにしております。購入を検討されてみてはイカがでしょうか？(°▽°)


………と、言いたいところですが


世界はまだあのゲームの恐ろしさに気付いていない。
…いや、私が悪かったのだ。最初に侵食されるのは【習慣】。この時点で気付くべきだった。家に帰りまずゲーム機を手に取った、ここまでは良かった。次は深夜までやるようになる。この時点で睡眠時間はとっくに削られている。次は風呂、飯、その他人間として最低限の行いを奪われていく。これは決して冗談ではない。このゲームのせいで私は友を一人失ったのだ。
現実世界で、少し地形が複雑な土地を見た時、「あ、これ左から初動回り込んだら強いかな」と考えていたときは体が震えた。
次に侵食されていくのは【人間性】。
私は元より現実世界で争い事を好まず、殺伐としたゲームで遊びつつも、その心中は小川の水面のように穏やかだった。ゲームでムキになって暴言を吐く人間の質を疑ったこともあった。それがこのゲームに手を出して、数日経ってみたら、どうだ。私は戦慄した。私の口から飛び出した言葉の汚さに。それがほぼ無意識の内に発せられていたことに………。詳細は書けないほどに酷い言葉の数々が、ゲームで「負け」の烙印を押される度に増えていくのを私は、自分のことでありつつも止めることができなかった。

このゲームは恐ろしい。あぁ、恐ろしい。絶対にランクを落とせないという時にエイムがぶれてみろ、相手に煽られてみろ、平常心ではないことを自覚しつつも、それを止める術もない。
手軽に相手をキルできる。このゲーム性に魅力を感じてしまった瞬間、あなたはもう後戻りできない沼に使ってしまっているのだ。
そしてまた、負の連載は続く。
「バトルをつづけますか？」
「つづける！」ﾎﾟﾁｯ

う…ぅぅう…ううっ…うぉあ…ぁぁあ……
スプラローラーが…あそこに…潜伏しているかも知れない………。っあ…猫だ…やばい…チャクチを…打たなきゃ……はぁっはぁっ……っは…味方が…ナイスを求めている…！ナイスナイスナイスナイスナイス！！！！！

本当に、スプラトゥーンは買うべきだろうか？
私には、分からない…分からないよ…母…さん……