2021年。
 コロナ禍ではじまり、この混乱はワクチンによって終わるかと思いきや、ワクチン突破型のオミクロン株の流行で、ちゃぶ台返し。まだこの国は実感がないですし、大流行するかどうかは分かりませんが・・・まぁ一荒れあるのは避けられない気がします。

 もちろんワクチン接種していれば、大半の人にとっては重症化は防がれるのではありますが、病気をそうでない人に運び、接種してない人や体の調子の悪い人を永久に追い回し、命のガチャを回し続ける、恐ろしい病禍が再度じわじわと忍び寄っております。

 学校や会社も混乱していますが、製造現場でも半導体がなくって新型ゲーム機が売られない、サーバが増強できない、がなくて本が出せない、がなくって服が作れない・・・・そんな 普段の人間社会では何十年と起こらなかった、モノが足りない世界に戻りつつあります。
 自分も、ネクタイを中国のディーラーさんにお願いしているのですが、ディーラーさんといろいろ、国ごとの情報交換をしてると、中国の過酷すぎる話が出てきてびっくりして、それにビックリする自分にびっくりされるという なんかもう命の重さは国によって本当に違うのだな・・・と思うことしきりです。

 以前ブラジルからの移民のおばさんと話をすることがあって、どうしてこんな寒い冬のある国に移住したのかという質問に「この国ではいきなり死ぬことがないから」という回答でした。

 話を聞くと、ブラジルの貧しいエリアでは、ちょっと買い物に家から出たらマフィアの抗争にまきこまれて撃ち殺されたり、子供の頃も友達が人さらいにあって売られるというのを経験しない人がいないくらい、治安のすごい国だそうで、そこから考えると、子供が学校まで一人で歩いて行って、買い物帰りに銃撃戦に巻き込まれないのは「素晴らしい」ことなんだそうで。


 まだまだ実感のある人はいないと思いますが、皆さんの手元に届いているいろいろなものが、かなりギリギリな多くの人の努力と大変な労力で届いていることが少なくありません。

 まぁそんな感じでどちらの国も大変ですが、それでも自分のできることは本を書いたり、動画で馬鹿をやったり、たまにお役立ち情報を発信したり程度で、ネクタイのディーラーもネクタイを作る以外の仕事はできないので、お互い仕事をできるだけやるだけなのです。

人は死ぬまで、社会と関わりをもってなんらかの役割をこなすのが人生だからです。

その中でできるだけ良い役を演じることができるかどうかが努力の結果なんでしょう~と思ったり思わなかったり。

キミは主役になれるかな?

とハッピーケイオスのセリフを引用しつつこの辺にしておきましょうw

さて、なんか暗い話になってしまったので、暗いついでに年末年始にネットフリックスで見れる、死生観にダイレクトアタックしてくれる映画を新旧あわせて紹介しておきましょう。
見てないのがあったら是非見てみてくだしあ


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