明日に向かって飛べよ我輩 うぉおおおおお ブルスコ! 
 
 というわけで月末が近づいてきたので自分の番ですね、どうも、貴方の街のまっどさいえんてぃすと、くられ先生です。コンニチワ。(ちなみにこのネタは 名作デモンベインに出てくるマッドサイエンティスト ドクターウエスト由来なので知らない人は調べてみよう)

 今回は合法昔話の裏話でもしましょうか。

 もともと合法昔話は、第1話にあったエピソードを収録後に喋っていたらソレ動画にしましょう・・・とザツに決まった企画だったのですが、蓋を開ければ、斬新な切り口、古くてむしろ新しい・・・という感じで、微妙にニッチでありつつ、前知識ゼロでも楽しめるコンテンツとして非常に良い動画になっていると思います。もちろん動画編集者のウデマエの高さに、素晴らしいイラストなども相まって完成へと昇華されている賜なんですが。

 途中からは亜留間次郎先生も交えてお話を作ってるわけですが、おかげで最近モキモキ収録が進んでおります。更新頻度も上がるそうなので皆様ご期待ください。

合法昔話の世界背景はだいたい70年代~2000年初頭のネタになりますね。

日本のモノはだいたい80年代後半~90年代というのはいわゆる高度経済成長期の末期にあたります。日本という国が戦後、凄まじい経済成長を遂げて、アメリカを追い越し、いずれは世界最強の経済大国になる・・・という夢があった時代ともいえます。
 
この時代、良くも悪くもお金が潤沢に廻っていたわけです。

このお金が多く経済に廻ると副産物として、多くの技術が生まれます。
実際に現在の日本が受賞しているノーベル賞はぶっちゃけこの辺の、ドカンと降りていたバカクソ予算の産物だとも言うことが出来るわけです。


これは、1つの文化圏に廻るお金とその人の多さ、さらにはその文化自体を作り手がグレーな部分まで許容していると面白い突然変異からの革命的な技術が生まれる・・・・合法昔話はどちらかというと、そうした面の歴史から埋もれてしまった 混沌から生まれ出た光の子ならぬ鬼子の話が大半ですね(笑)

 でもまぁ鬼子も技術革新であとあと役に立つこともあるわけで・・・。

 例えば同人誌の多くは版権的に非常にグレーといえますが、実際は問題として取り扱われることは希で実質黙認されているようなものです、これは文化自体が、そうしたコピーや版権借り、パロディ、などなども含め、複雑な交雑の果て生み出されているものであるという「自覚がある」からだと思います。

「清濁併せてわけのわからないものがどっちゃりある」

これは突然変異のすげえ面白いものが生まれる土壌だとは思うのですが・・・・

話がそれました、話を昔話に戻しましょう。

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