かこつです！
思考実験の件について、以下述べます。

「誰もがお金に困らない世界」(xと定義する)を福祉制度が完全に機能している世界と定義する。
「誰もが金を無尽蔵に使える」と定義すると、金の価値(＝希少性)が無くなり、金に変わる通貨が発生するからである。つまり、金と同じ機能するものに困る社会が訪れる。よって、「金´に困る世界」になり、前提(x)に矛盾する。
福祉が完璧に機能している社会は、公務員数と税が非常に高くなる。いわゆる、北欧国家となる。そして、税が高く死亡率が少ないゆえに、出生率が下がる。よって、一時期人口ピラミッド逆三角形、あるいは上底が長い台形のようになる。そして、税収に対する福祉が年齢が片寄ったり、必要分の税収が行えなくなる。(現在の北欧国家は、これを移民の受け入れなどで対策している)
この対策を行えるかどうかで、福祉国家(＝x)であれるかが変わる。(国によって人口ピラミッドの変更時期が変わるため、移民の受け入れは有効かもしれない)
しかし上記の問題ゆえに、全ての国家が完璧な福祉を継続できるとは考えられない。よっていくつかの国が崩壊し、その移民を他の人口減少国家が受け入れるようになる。つまり、世界が大国化していくと考えられる。
よって、「誰もがお金に困らない世界」は、国の合併が進む世界である。
長々と失礼しました。いつもブロマガ楽しませてもらっています。