ドラゴンボールで叶った世界の｢お金に困らない｣というのがどういったシステムで施行されるかで色々変わって来るかと思います。

賃金が高くなったとして、手取りが増えます。
いつも通りの生活をしていればお金は貯まっていきますが、趣味等に回すお金が増えると捉える人は消費が激しくなる可能性があります。
欲しい物を買えば経済は回りますが、つい使い過ぎてしまって来月が厳しいとなった時、その人は"お金に困る"状態になります。
しかし困らない世界なのだから急にお金が振り込まれているのかもしれない。
そうなった時、全財産使い果たしても振り込まれるなら気にしなくてもいいのでは？という考えが浮かんでくる可能性もあります。
そうなると、働くことが馬鹿らしく思えてくるかもしれない。
この考えになった人が一人、また一人と増えていくと色々なところが機能しなくなる可能性も出てきます。
どこかの工事の生産ラインが止まり、商品の供給が出来ない。辞めていった従業員達にどんだけお金を積んで戻ってきてもらおうとしても、その人たちはお金を必要としてないので戻ってくることは中々ないでしょう。
希少になった商品が高くなる、それはこの世界では問題ないでしょう。
しかし転売ヤーが高額にし、オツムの弱い人を嘲笑うのは耐えないでしょう。
そして商品欲しさに犯罪に手を出す人も出てくるかもしれない。

工場の生産ラインだけでなく、物流自体も機能しなくなるかもしれない。
物流も止まり、食料等がなくなってしまった時、偉い人達がまだその席にいるのであれば改革案が出てくるかもしれませんが、その席に誰もいなければ食糧難が訪れ争いが起きるかもしれませんね。
困らないのはお金だけですので。

他にも色々な方向で考えれますが、長くなっておりますので一案のみ書き込ませていただきました。
拙い文章で申し訳ございません。