そういえば近頃、ＬＧＢＴ関連の政治家の発言やなんやで問題になっていますが、我々だの皆さんはどうお考えなんでしょうね。
淫夢ネタを愛好することと、ＬＧＢＴに対する考えを、簡単に結びつけることは難しいと思うんですよ。
淫夢ネタというのは、様々な複合的な要素を持っているからですが、あまりにも当たり前に普及しすぎている。
淫夢ネタを使うことに、一ミリの差別意識もないと本人が思っていると、
淫夢ネタを愛好しているのに同性愛者に対し偏見はありませんよ、という発言を平気でしたりする。

ここで、淫夢ネタを使っているからといって同性愛者を差別しているとは限らないだろ！という理屈になったり、
あるいは、私にはゲイの友人がいるが、彼も淫夢ネタを楽しく使っているぞ、
過敏に反応しているのはお前だけだ！　とか、あるいは
ゲイの人を淫夢ネタと同一視すること自体が差別！
みたいなむちゃくちゃな理論を展開しはじめたりします。

私はゲイは差別していない！淫夢ネタを使うことはゲイ差別につながらない！
むしろ繋げるほうがゲイに差別意識があるのだ！

みたいなね。
これはとんでもなく恐ろしい事言ってるわけですよ。

私はゲイなどのＬＧＢＴに対し理解がある。
そんな私でも、淫夢ネタになっている「彼ら」は、馬鹿にし笑いものにしてよいのだ、と言ってるわけですよ。

”ゲイ”という存在を名誉白人みたいに扱って、「彼ら」とは違う存在にしてるだけで、
結局「彼ら」を踏みにじっていることには変わりがない。
でも、それで「ＬＧＢＴを理解しない差別主義者」という”世間からの批判”は躱せると思っている。

醜悪以外の何物でもないですよ。

我々だの皆さんは、一体全体どんな立ち位置でいらっしゃるんでしょうね。