フィクション
前前回の続きです。
あらすじ。世界はフィクションで出来ている!生きるという選択(それが消極的であれ)はそれ自体がフィクションだからな!!生きてるだけで、フィクションじゃわい!わっはっは!!!!ざまーみろ!!!
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コメント
コメントを書く(ID:17113453)
続編お待ちしておりました!
乱文なんてとんでもない……!超絶おもしろ分かりやすいスペシャルな啓発文章ですよ……!
主張の順序が綺麗でテーマもはっきりしていて、頭に入りやすいです。
もはやフィクションは思想であり哲学ですね!
こんな激しい思想闘争の中、敵を鼓舞するようなことを発信してくれるグルさんは聖人(あるいは闘争狂)なのでは……?
もしくは、グルさんの目標フィクションは、多くの人が独自のフィクションを持ち闘い合ったほうが都合が良いのでしょうか……!
どのみち、独自のフィクションが脆弱な私は、まず種々思想のインプットから始めることになりそうです(`・ω・´;)
……それにしても、”世界は諸君らの「意思」によって規定される。”ってすごい言葉ですね……。こんなこと言われて奮い立たない訳がない……。
この名言が格好良くレイアウトされた丈夫なカードとか欲しい。
(ID:30621556)
親愛なる総統閣下
事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。――ニーチェ
すっっごく分かりやすくて、興奮を覚えるほど面白かったです!
般若心経では諸法空相と言って、要はこの世は幻≒フィクションだよ、と説いていると私は解釈しております。この世のあらゆる概念、国家・法律・経済、家族すらフィクションであります。皆してあると思っているから存在しているのであり、そして信じている者にとっては存在する幻なのです。幽霊が見える者には幽霊は存在すると言えましょう。
問題は信じられる何物も無くなり、虚無に陥ることです。全てがフィクションの中で一体何を以って生きればよいのか?我思う、故に我ありでは満たされぬ。欧州では宗教の神が死んだのち、自由や民主主義と言う近代の神が生まれ、派生していきました。WW2は、ファシズム・共産主義・大東亜共栄圏などといった巨大なフィクションたちの死闘です。神々の黄昏!最終的に勝利を収めたのは自由・資本主義でしたが、それもいつまでもつのやら。
我々はより良いフィクションを持つべきですが、それは一体何なのか?持つことで万人との闘争になってしまうのか?私自身も追い求めているテーマでございます。ですが、『異世界』にしろ『HOI』にせよ、末人たる臣民の多くは理解できぬことでしょう。生きる意味を考えている者でないとテーマを読み取れないと思います。そのことが今後の悩みになるのではと察しまする。
けれども、閣下ご自身は読者の理解をさほど気にしてないのかも知れません。分かる者が各自で世界解釈と闘争を行えば良いと。その中でセンスある者だけが、
ニコニコ動画を盛り上げていけば良い、と。
(ID:34235999)
国民識者の皆様のコメント含め楽しませていただきました。古いオタクなので、総統の言葉選びがとても心地好く入ってきます。
>>13さんと同じく、果たして今のニコニコ視聴層にどれだけ伝わるのか?センスを掬い上げるための知識の海を持つ者がどれ程いるのか?気になりました。
昨今の若年層(いわゆるYouTuberに憧れる世代)を見ていると、「フィクションの中に生きる」ことを、論じなくともネイティヴに認識しているのではないか?とも感じます。何故なら分別のつく前から、否が応でも様々なフィクションに触れ続けなくてはならない環境が出来上がっている。顔出しだとか直接のメッセージだとかが好まれるシナプスの速さは、溢れまくっているフィクションの中に「現実」を見出したい、という欲求の現れなのでは?と。だから編者のフィクションやスポンサーのストーリーテリングで化粧されたメディアは、もう既に選ばれなくなってきている。もっと早いシナプスがそこらじゅうにあるからです。
我々だのみなさんは「フィクション」構造が何層にも広がっている点が自由で、その中でこちら側が受け取りたい「現実」に対し、選択肢が用意されている点がたいへん好きです。これからもあらゆるフィクションの広がりを期待しております。
ところで冬コミ詳細、なるはやでお待ちしております。