バスいつ来る？「神姫バスNAVI」がお答えします！

●兵庫県姫路市地域編集長 塚本隆司の記事をご紹介します！

4月1日、神姫バス株式会社(兵庫県姫路市)が
バスロケーションシステム「神姫バスNAVI」の運用を開始。

電車や飛行機が定刻通りに運行されることが当たり前の日本。
しかし、路線バスは道路事情等により定時性の確保は難しいもの。

バス停で待つ不安と苛立ちは拭えない。
その不安やイライラの緩和を目的にバスロケーションシステム
「神姫バスNAVI」の運用が開始された。

バスロケーションシステムとは、
無線通信やGPSなどからバスの位置情報を収集し、
利用者に提供する仕組みである。
神姫バスが運用を開始する「神姫バスNAVI」は、スマートフォンやパソコンから
リアルタイムな運行状況を確認できるサイトだ。

利用方法は簡単。
スマートフォンやパソコンから「神姫バスNAVI 」にアクセスする。
これまで時刻表や運賃の検索用として運用されていた
「路線バス時刻検索サービス　のぞみNAVI」からの移行運用なので、アドレスは変わらない。

特徴は、その使いやすさと豊富な情報量にある。
できるだけ少ない操作で利用できるよう工夫がされている。
写真は検索の一例。

発着地点を入れ検索をかける。
頻繁に使うルートならマイルートとして登録しておけばよい。
下が検索結果画面だ。1分以上の遅れは時間と共に表示される。
また運賃の表示はもちろん、バス車両のタイプなどもわかる。

詳細情報を見ると、さらに詳しい情報が。

「バス位置」を選べば、バスがどの辺りを走っているのか、
ルート情報もあせて確認ができるのだ。

使いやすさと情報内容の細かさは、全国的にも高いレベルといえる。

姫路駅前のバスターミナルや主要なバス停には、
デジタルサイネージとよばれる電子掲示板(運行情報表示器)を14台設置し、
遅延情報を含む路線バスの時刻案内を表示する。

4月1日から運用開始されたサービスでは、姫路駅を発着とする路線が対象となっている。
平成28年の春には、神姫バス全エリアにてサービスが展開される予定。

バス事業部営業課の酒井課長は、
「これまで不便に思われていたことが少しでも緩和され、
バスをもっと身近なものに感じて欲しい」という。

他にも4月1日は、姫路駅バスターミナルの全面オープンに伴い
バスのりばが変更になっている。詳しくは変更案内(PDF) を参照。

また、大幅なダイヤ改正も行われており、
こちらもダイヤ改正情報(PDF) を参照いただきたい。


【関連情報】
神姫バス株式会社　
神姫バスNAVI(のぞみNAVIより改称)　
姫路駅 新バスターミナル全面オープン 乗り場変更のご案内(PDF)
平成 27 年 4 月ダイヤ改正について(PDF)　

※兵庫県姫路市地域編集長 塚本隆司の記事はこちらから読めます。

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