●大阪府大阪市地域編集長 sige.の記事をご紹介します!

 

移動の時の乗り物、何がお好きですか?

車、バス、船、列車…それとも新幹線?

 

いいですよね、新幹線!

早いし、静かだし、快適。私の田舎は四国なのですが、ここは新幹線不毛の地。

「新幹線生みの親」と呼ばれた十河信二第4代国鉄総裁は愛媛県の生まれ。

ああそれなのに…四国に新幹線は走っていない。

 

でも、ひっそりと走ってるんです。

新幹線みたいな列車が…。

 


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20143月にデビューし、JR四国予土線を走るこの車両。

宇和島駅(愛媛県)~窪川駅(高知県)を走る、その名は『鉄道ホビートレイン』

 

2014年に、JR予土線の全線開通40周年および

宇和島駅~近永(ちかなが)駅間開通100周年にあわせて登場したもの。

ディーゼル車(旧国鉄キハ32)を改装しています。

車内で感じるディーゼルならではの無骨な音がたまりません。

 


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1964(昭和39)にデビューし、2008(平成20)に惜しまれつつ引退した

初代新幹線『0系新幹線』。

 

この鉄道ホビートレインはそんな0系新幹線の姿そのままに、

内部を観光用に改装した列車なのです。

車内へ入ると目の前に広がる、青い車内が非日常感を演出してくれます。

 

床はJR四国のルーツとなる『讃岐鉄道A1形タンク機関車』の形式図をイメージした柄。


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そして車内に模型展示ショーケースを展示。

このショーケース、背面もクリアガラスなので、

走行区間の懐かしい田園風景や四万十川沿いの風景を写真におさめることができます。


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「展示イメージ」


内部の模型は、いままで展示していた『四国にゆかりのある列車』から

昨年末に『四国に向かう列車』に展示替えされました。

 

車内には一部に実際の0系新幹線の座席を設置しており、実際に座る事もできます。

こちらは記念撮影にもぴったり!


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運賃表には『宇和島~窪川』の表示だけでなく、

下部には『東京~新大阪』の初期の東海道新幹線駅名表示も。

もちろん走行区間ではありませんが、こういう遊び心、楽しいですね。

 

JR四国ではこの「鉄道ホビートレイン」のほかに

フィギュアで有名な海洋堂とのコラボレーション「海洋堂ホビートレイン」や

四万十川の雄大な姿をトロッコで楽しむことができる「しまんトロッコ」の3つの観光列車があります。

 

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「海洋堂ホビートレイン」 


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「しまんトロッコ」


『予土線3兄弟』とよばれるこの列車、

3つの列車を乗り継いで楽しむモデルコースなども紹介されていますので、

旅の参考にしてみてはいかがでしょう。

『予土線3兄弟』ホームページ


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また観光列車の終点・始点となる宇和島駅隣の宇和島運転区敷地内には

JR四国管内で唯一、蒸気機関車の扇形機関庫が残されています。


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貴重な産業遺産で、雰囲気ありますよ。

駅舎からは少し離れていますが、運がよければこちらで休憩する


ホビートレインやしまんトロッコもみられます。

季節もよくなってくるこれから、

たまにはのんびり列車の旅はいかがですか。

 

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