PLANETS Mail Magazine

HANGOUT PLUSレポート 宇野常寛ソロトークSPECIAL (2017年3月20日放送最終回)【毎週月曜配信】

2017/03/27 07:00 投稿

  • タグ:
  • ほぼ日刊惑星開発委員会
  • 宇野常寛
  • HANGOUTPLUS書き起こし
ee1046909b96990e519e2391d0aaf2f2ff93e447
毎週月曜夜にニコニコ生放送で放送中の、宇野常寛がナビゲーターをつとめる〈HANGOUT PLUS〉。2017年3月20日の放送は、宇野常寛ソロトークSPECIALをお送りしました。(構成:村谷由香里)
※このテキストは2017年3月20日放送の〈HANGOUT PLUS〉の内容のダイジェストです。

突然の最終回と海外出張のお土産話

 オープニングトークで重大発表がありました。HANGOUT PLUSは今回が最終回。4月からは木曜日に放送時間を移し、新番組としてリニューアルします。

 最後のHANGOUT PLUSは海外出張のお土産話から始まりました。先週まで、台湾とシンガポールに出張していた宇野さん。台湾では國分功一さんと一緒に淡江大学で開かれたカルチュラル・スタディーズの学会に参加し、『君の名は。』『シン・ゴジラ』『この世界の片隅に』を比較しながら「震災後の想像力」について講演。中興大学の陳國偉准教授と対談しました。

 初めて訪れた台湾の印象を「懐かしい感じがした」と語る宇野さん。特に講演を行った淡水の街は、昭和50年代頃の日本の匂いを感じたといいます。グローバルな消費文化が入り込んでいる首都・台北に対して、地方都市である淡水の人々にはある種の田舎臭さが残っていて、とても好感を抱いたそうです。

 一方、猪子寿之さんと過ごしたシンガポールは、東京よりも洗練された都市だといいます。都市の空気や文脈を読まなくても、Google翻訳とUberとクレジットカードで全てが済んでしまう。言語に依存しなくても快適に過ごせる多民族国家ならではの環境を、宇野さんはかなり気に入ったようで、執筆作業に集中するための長期滞在に良いかもしれないと語りました。

 淡水とシンガポール、対照的な二つの都市ですが、どちらにも共通していたのは、東京よりも暮らす人たちの顔が明るかったということ。海外を訪れたことで、改めて日本の閉塞感を実感したと宇野さんは振り返りました。


b0ac85658356a19881514eba3b80ccafbdde161b
PLANETSチャンネルの月額会員になると…
 ・入会月以降の記事を読むことができるようになります。
 ・PLANETSチャンネルの生放送動画アーカイブが視聴できます。
 

ここから先は有料になります

チャンネルに入会して購読する

月額:¥880 (税込)

  • チャンネルに入会すると、チャンネル内の全ての記事が購読できます。
  • 入会者特典:月額会員のみが当月に発行された記事を先行して読めます

ニコニコポイントで購入する

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

PLANETSチャンネル

PLANETSチャンネル

月額
¥880  (税込)
このチャンネルの詳細