file:133 「学校をサボってしまいます」
現在、大学3年の女です。
わたし、どうしても学校に行けないのです。中学生になった頃から休み癖がついてしまっています。
中学生の頃はクラスで少しハブられたりすることがあって、この頃はサボりというよりは学校からの逃避でした。
高校生になってからは、友達も多くでき、学校そのものはわりと楽しくなったのですが、単純に授業が面倒くさく思い始め、また少しずつ学校をサボるようになってしまいました。
そして、適当な大学の適当な学部に入学して、授業への意欲も持てずにまた1年生の早い段階から学校をサボるようになってしまいました。
当然、授業に出ないので友達も満足にできず、やっと出来た友達ともだんだん疎遠になり、どんどん学校がつまらなくなり、1年生、2年生と進むうちに欠席はどんどん増え、3年生になって、今日まで3回ほどしか学校に行けていません。
このままではいけないと毎日毎日、自己嫌悪に陥り、明日こそはちゃんと朝から学校に行こう、と思いはするのですが、どうしても行けないのです。
やっとの思いで行けたその約3回も、通学途中の電車に乗る時間や学校にいる時間がつらくて息が詰まりそうになり、翌日にはまた行けなくなるという悪循環でした。
1、2年生の頃は、教授にうまく嘘をついてやりすごして本当に必要最低限の単位はなんとかだましだまし取れていたのですが、3年生ともなると卒業と就職が目前にあり、このままでは非常にまずい崖っぷちの状況です。
また、実家暮らしなので、このままだと両親に心配をかけることになるのもつらいです。(両親は中学高校のサボリに関しては知っており、特に母はサボリをとても嫌うタイプなのでこっぴどく叱られましたが、大学でのサボりのことはまだ知られていません。)
それでもアルバイト(塾講師のバイトをしています)には毎日休まず通えているので、自分でもこんな状況はただの怠慢なのだとわかってはいるのですが、やはり学校に行こうと思うと、どうしても足が動けないのです。
毎日毎日、「昨日も行けなかったのに今日も行けなかった」、「バイトの同僚に普通の顔をして接するのがつらい」、「単位が足りなくて留年したらどうしよう」、「留年して就職もできなくなったらどうしよう」、「親にバレたらどうしよう」、「死んだ方が楽になれるのでは」、「でもそれはそれで迷惑をかけることになる」、などと頭にぐるぐる巡らせながらベッドで日中を過ごしています。
学校をやめて働く、もしくは大学を受け直すという選択肢も勿論考えたことはあるのですが、後者に関しては経済的に無理だという結論に至り、前者に関しては両親が猛反対するだろうと思います。
両親のことは大好きなので困らせたくない気持ちもあり、でも学校に行こうとすると足が動かず、矛盾した自分が本当に嫌で嫌で仕方ありません。
わたしは、どうすれば学校へちゃんと通えるようになるでしょうか。
もしくは、どうすれば誰にも迷惑をかけず自分でも納得の行く形でちゃんと生きていけるのでしょうか。
シャチホコ さん / 20歳 女性 / 学生
【うしじまの回答】
私も大学に通ったことがあるんですけども、全く同じ感じでした。
中学の3年くらいから学校に全く行かなくなって、3年の時には3日間しか出席しなかったけど、卒業できました。
授業にも出ないしテストも受けないから内申点1とか2ですげえ悪くて。
先生に「この高校だったら絶対受かるから、とにかく願書を出しに行きなさい」って言われた日も、友達の家でゲームやって飲んでたんですよ。
鬼電が掛かってきてたんだけど、願書を提出する時間が過ぎてて。
先生に、「ああ、もう、高校に行くの辞めることにします」つって、私は高校に行かなかったんです。
で、そのまま、その後に大検を取って、「大学まではプラプラしてればいっか」つって、本当にプラプラしながら大学に入る歳になって。
うちの親の関連の職業の専門学校に入ろうということになったんですけど、そこが“開校未定”のまま潰れてしまったんです。
それで、「おいおいおい! どこの大学にも願書出せねえじゃん!」ってことになって。
まあ、それで海外に留学することになったんですけど。
で、向こうの短大を卒業して。
向こうの短大が日本で短大卒になるかはわからないんですけど、一応そこで短大卒にはなったんです。
だけど、「やっぱり大学は出ておいたほうがいいんじゃないか?」と思って、今度は友達に相談したら、「うちの大学は名前を書くだけで入れる」って言ってたんで、そこに入ることにしたんです。
でも、その大学は、すごーーーーーく頭の悪い学校で。
英語の授業で、まず小文字の「abc」から教えるようなところで。
例えば、テストをやるじゃないですか。
私、留学してたんで、英語は全然できるから、98点とか取れるんですよ。
だって、めちゃめちゃ簡単だから。
「うしじまさん、英語喋れますもんね」(温井)
「I am do the homework. ← この文章を直しなさい」とか書いてあるから、そんなもん直せるじゃないですか。「ingを付けりゃいいんでしょ?」って。
こんな感じのテストなんて、鼻くそほじりながらでも出来るじゃないですか。
だけど、周りの人、何点だったと思います?
…平均点が30点!
「ヤベえ(笑)」(温井)
で、先生が「今回のテストは平均点が30点でした」って言った時に、爆笑しちゃって。
大学って、どうやらテストの点数で60点以上を取らないと、“C”判定すら出すことができないらしいんですよ。
でも、マジで私しか90点以上を取ってる人がいなくて、他の人はみんな30点とか40点しか取れてなかったらしくて。
そこで先生が取った手段ってのがすっげー面白くて、全員に30点プラスで加点したんですよ。
「なんだそれは!(笑)」(温井)
だって、困るじゃないですか。
クラスの90%が進級できなかったら、先生の責任問題になるじゃないですか。
だから、私は“S+”判定で。
まあ、そんなこともあったんですよ。
そんな大学だから、授業中も、私は一番前でけっこう真面目に授業受けてるタイプだったんだけど、後ろの方の席では大騒ぎしてるんですよ。
でも、先生はそれを全然注意しないんですよ。
そういうすごいバカ大学で、私は、そういう後ろで騒ぐヤツらに、毎日毎日イライラしながら過ごしてて。
だんだん学校に行くのが憂鬱になってきて。
「どうして、私は真面目に授業を受けたいのに、先生は後ろで騒いでるヤツらを追い出してくれないんだろう?」ってどんどん不満が溜まっていって、学校に行けない状態だったんです。
本当に、毎日毎日「よし! じゃあ、酒を飲んでから学校へ行くぞ!」つって、酒を飲んでから学校へ行ったりしてたんですけど。
それでも、どんどん学校に行けなくなってきて。
ついには、「私は、こんな、たかだか大学にすら通えないんだったら、社会に出た後で定時に出勤して定時に帰るというような仕事をすることはできないんじゃないか?」って、すっごくすっごく不安になったんですよ。
結論として、私はその大学を辞めたんですよね。
友だちも全然できなくて、全然面白くもなかったし。
もともと、ノリが違う大学だったんですかね? とにかく合わなかったんです。
で、辞めましたけど、別に今、普通に年収300万以上稼げているし、別に大丈夫ですよ。
その後、私がどういうルートを辿ったのかというと。
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