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今回の相談は、友人から譲り受けた犬の躾に手を焼く女の子からのメール。難しい悩みだと言いつつ、長年パートナーに連れ添っている愛犬のウィさんを引き合いに、的確なアドバイスを送る西川チャン。今回はその後編です。犬を飼っているアナタも是非参考にしてみてください。


犬のストレスは散歩で解消!!


――ウィさんの散歩は週に何度くらい?

西川 いやうちの子は小さいから。ぶっちゃけ近所出てもすぐに「もういいっすよね?」って空気出してくる(笑)「いやたしかに出たいって言いましたけど外の空気を吸いたかっただけです。歩きたいならどうぞ」みたいな顔して、それ見てオレも「じゃあ帰りますかって」(笑)。

でもそれって犬の元気があり余っているんだよ。“無駄吠え”する子も噛んでくる子も、ちゃんと散歩させてあげないと。


――犬のストレスを外で発散させてあげると?

西川 そうそう。だってヘトヘトになったら家で暴れないっすよ。例えるなら子どもと同じ。面倒くさがって散歩を怠ったり、「家で放し飼いしているから」って思って散歩に連れていかないと、犬にとってはストレスになるじゃん?無理矢理にでも散歩させると当然ヘトヘトだから、噛んだりする元気もないし「もう放っておいてもらっていいすか?」ってなるから、まずはストレスを発散させること。

よく連れてる飼い主に向かって跳んでる犬いるじゃん?ああいうのも全部元気が溜まっているんだって。はしゃぎたくてしょうがないんだもん。「遊んでくれよ」って噛んでくるのも構って欲しいんだよ。「だったら走ろうぜ」つって、ブンブン振り回して、そうすれば「いやもう目一杯です」ってなると思うし。まずはそういうところから始めた方がいいんじゃないかな。

――わかりやすい性質ですね。

西川 人間って「あのとき叱っちゃったから、こうするとあの子ビックリしちゃうんじゃないか」とかあるじゃん?そういうの犬は覚えてないんだって。瞬間瞬間でしか覚えてないから過去のトラウマとかそういうの全然。

けど、この相談の子は、あんまり噛まれて怪我するようだったら、犬に猿轡させてマウントを取って無理矢理ひっくり返して、お腹を見せさせて、自分が主従関係の上にいることをアピールするとか。